MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.2 COBOL言語インタフェース> 8.2.1 各インタフェースの説明

8.2.1.24 MQDOPENEVENT (運用イベントをオープンする)

機能説明

 運用イベントをオープンし、受信の準備をします。

記述形式

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      CALL "MQDOPENEVENT" USING  MQDシステム情報アドレス格納域名,
                                運用イベントハンドル格納域名,
                                復帰情報域名, 復帰値格納域名
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パラメタ

MQDシステム情報アドレス格納域: POINTER

 MQDCONNECTプログラムから通知されたMQDシステム情報アドレスをそのまま指定します。

運用イベントハンドル格納域: PIC 9(9) COMP-5

 運用イベントをオープンした場合には運用イベントへの接続ハンドルが通知されます。運用イベントへの接続ハンドルは、運用イベント処理の各プログラムへの入力パラメタとして使用します。

復帰情報域

 例外処理のための復帰情報が通知されます。エラー詳細コードには以下の値(10進数)が返されます。復帰情報の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

  16 (SYNTAX),     19 (NOCONNECT), 33 (NOMEMORY),  41 (ELIMIT),
  81 (EVENTOPENED)

復帰値格納域: PIC S9(5) COMP-5

 本プログラムの処理結果が通知されます。詳細は復帰値の説明を参照してください。

復帰値

 本プログラムの処理結果が、特殊レジスタ“PROGRAM-STATUS”で以下のように通知されます。

 正常時: 0
 異常時: -1

注意事項


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