MessageQueueDirector説明書
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第1部 基本機能編> 第8章 プログラムインタフェース> 8.2 COBOL言語インタフェース> 8.2.1 各インタフェースの説明

8.2.1.23 MQDSEEKMSGEX (複数のメッセージキューのカーソルを移動する)

機能説明

 指定した複数のメッセージキューのすべてのカーソルをメッセージキューの先頭メッセージに移動します。

記述形式

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      CALL "MQDSEEKMSGEX" USING  メッセージキューグループアドレス格納域名,
                               メッセージキュー番号格納域名,復帰情報域名,復帰値格納域名
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パラメタ

メッセージキューグループアドレス格納域: POINTER

 MQDCONNECTQEXプログラムから通知されたメッセージキューグループのアドレスをそのまま指定します。

メッセージキュー番号格納域: PIC S9(9) COMP-5

 メッセージキューの番号が通知されます。番号は、MQDCONNECTQEXプログラムで指定したメッセージキュー名一覧の出現番号で、以下のように通知されます。

 正数: メッセージキューの出現番号(先頭は1)
  -1 : メッセージキューに関係なく異常復帰した場合

復帰情報域

 例外処理のための復帰情報が通知されます。エラー詳細コードには以下の値(10進数)が返されます。復帰情報の詳細については、“8.4 復帰情報の説明”を参照してください。

復帰値格納域: PIC S9(5) COMP-5

 本プログラムの処理結果が通知されます。詳細は復帰値の説明を参照してください。

復帰値

 本プログラムの処理結果が、特殊レジスタ“PROGRAM-STATUS”で以下のように通知されます。

 正常時: 0
 異常時: -1

注意事項


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