MessageQueueDirector説明書
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3.2.2.1 ファイルの種類
MQDを使用するためには、ファイルを使用する場合は図3.2に示す各種ファイル資源が必要です。また、データベースを使用する場合は図3.3に示す各種ファイル資源が必要です。ユーザはMQD環境定義ファイルを作成するだけです。その他のファイルは、システムがMQDのシステム環境の作成時に作成します。






以下に各ファイルの用途を示します。
- MQD環境定義ファイルは、MQD環境定義を格納するファイルです。
- メッセージキュー管理ファイルは、メッセージキューを管理するファイルです。
- メッセージ格納ファイルは、ディスク型メッセージキューのメッセージ格納域です。ディスク型メッセージキューに対する送受信メッセージを一時的に格納します。
- メッセージ格納域管理ファイルは、メモリ型メッセージキューのメッセージ格納域を管理するためのファイルです。
- トランザクション管理ファイルは、メッセージ保証のためにシステムが使用するファイルです。
- システム制御ファイル1および2は、MQDのシステム制御用に使用するファイルです。




以下に各ファイルの用途を示します。
- MQD環境定義ファイルは、MQD環境定義を格納するファイルです。
- MQD用データベースは、システムが使用するデータベースです。
- データベーススペースは、データベースへのデータを格納する以下のファイルです。

- NTFS(ローカルディスク)上のファイル

- ローデバイスファイル
- データベーススペースには、システム制御用とメッセージ格納用があります。システム制御用は、MQDがシステム制御用に使用します。メッセージ格納用は、手動で追加することにより複数のデータベーススペースを使用できます。追加の手順は“5.3.3 メッセージ格納ファイルの追加”を参照してください。
- メッセージ格納テーブルは、ディスク型メッセージキューのメッセージ格納域です。ディスク型メッセージキューに対する送受信メッセージを一時的に格納します。
- システム制御用テーブルは、MQDがシステム制御用に使用するテーブルです。

- MQD用データベースは、Symfoware/RDBトランザクション連携機能を使用する場合は、連携する業務用データベースにシステム環境を作成します。
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