InfoDirectory使用手引書
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第4部 運用編> 第12章 CSV-LDIF/LDIF-CSV変換ユーティリティ

12.2 LDIF-CSV変換ユーティリティ

 LDIF-CSV変換ユーティリティは、LDIFファイル形式からCSV形式に変換するために利用します(InfoDirectoryに格納されている現情報をLDIFファイル形式で抽出し、さらにCSV形式で編集する場合を想定しています)。
 以下に運用イメージを示します。

[図: LDIF-CSV変換ユーティリティの運用イメージ]

  1. InfoDirectoryから情報を抽出します。
    上記を行うためには、以下のコマンド、オプションを利用してください。

     ldapsearch -b "c=jp" -D "バインドDN" -w パスワード "objectclass=inetOrgPerson" > 出力LDIF ファイル名

    注意事項

     上記は、ユーザエントリをすべて出力する場合の例です。他のエントリ情報を出力する場合はobjectclassの指定を適当なオブジェクトクラスに変更してください。また、InfoDirectoryがインストールされているマシンと同一マシン上でコマンドを実行する場合の例です。
    ※ ldapsearchコマンドについては、ldapsearchを参照してください。

  2. LDIF-CSV変換ユーティリティ(cmldif2csvコマンド)によりCSV形式のファイルへ出力します。
    ※ ディレクトリ形式名を独自の組織名/組織コードに変換する場合はルールファイルを定義します。本ファイルは必須ではありません。

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