InfoDirectory使用手引書 |
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付録E コマンドリファレンス | > E.2 運用系コマンド |
【機能】
LDIFファイル形式からCSV形式に変換するために利用します。
InfoDirectoryに格納されている現情報をLDIFファイル形式で抽出し、さらにCSV形式で編集する場合を想定しています。
【指定方法】
umldif2csv [-C char-code] -i ldif-file -o csv-file [-r rule-file] [-c] |
【オプション】
各オプションの意味は以下のとおりです。
- -C
- 文字コード。ファイルの入出力に使用する文字コードを指定します。
以下のいずれかの値を指定します。省略時はOSのデフォルトコード系が採用されます。
sjis:SJISコード
euc:EUCコード
- -i
- 変換対象のLDIF形式のファイル。
- -o
- 変換後のCSV形式の出力ファイル。本ユーティリティが新たに作成します。
既存の場合は上書きします。
- -r
- 変換に使用するルールファイル。
ルールファイルとは、組織名のディレクトリ形式名(DN(識別名))と一般的な組織名/組織コードをマッピングするための対応表です。たとえば、入力情報ファイル中に記述されているディレクトリ形式名(DN)"ou=AEL,o=FUJITSU,c=jp"を組織名"富士通愛知エンジニアリング"に変換するために利用します。変換する必要がない場合は本オプションを指定する必要はありません。
- -c
- 1エントリ分のエラーを警告扱いとし、それ以降のエントリの変換を続行します。
本オプションを指定しない場合、各エントリの変換処理で、エラーが発生した場合は処理を中断し、変換処理は行われません。
【復帰値】
0:正常終了
1:警告 (警告メッセージを出力し処理を継続します)
2:異常終了 (エラーメッセージを出力し処理を中断します)
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