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第3部 SDK編 | > 第5章 アプリケーション開発環境(LDAP C API) | > 5.1 クライアントAPIライブラリの機能 |
LDAP V3プロトコルの場合は、DNや属性値に日本語を含む文字列を指定することができます。本ライブラリでは、DNや属性値に日本語を含む文字列を指定する場合、UTF-8形式に変換する必要があります。本ライブラリでは、UTF-8形式に変換するために、以下の関数を提供しています。
Unicode、Shift JIS、ISO-8859-1と、UTF-8との間のコード変換を行います。この関数を使用する場合、以下のldap_conv_init、ldap_conv_closeを使用する必要がありません。
Unicode、Shift JIS、EUC、ISO-8859-1と、UTF-8との間のコード変換を行います。この関数を使用する場合、以下のldap_conv_init、ldap_conv_closeを使用する必要がありません。
ldap_conv_utf関数と同等の機能/性能をもちます。この関数は、Solaris OE版ldap_conv_utf2とのインタフェース互換を維持する目的で使用します。
この関数を使用する場合、以下のldap_conv_init、ldap_conv_closeを作成するプログラムの最初と最後に呼出す必要があります。
ldap_conv_utf関数と同等の機能をもち、性能向上を図っています。この関数を使用する場合、以下のldap_conv_init、ldap_conv_closeを使用する必要があります。この関数を使用する場合には、作成するプログラムの最初と最後にldap_conv_init、ldap_conv_closeを1回ずつ呼出すことにより性能向上を図ることができます。ldap_conv_utf2を使用するたびにldap_conv_init、ldap_conv_closeを使用した場合の性能向上はありません。
ldap_conv_utf2関数の初期化を行います。
ldap_conv_utf2関数の後処理を行います。
日本語を含まない文字列(すべてのコードが0xFF以下)の場合は、UTF-8に変換しても元のデータと同じものが出力されます。関数の使用方法は、エンコード/デコード処理を参照してください。
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