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第3部 SDK編> 第5章 アプリケーション開発環境(LDAP C API)> 5.2 関数インタフェース> 5.2.19 エンコード/デコード処理

5.2.19.2 ldap_conv_utf2

 この関数は、以下の変換規則にしたがってコード変換を行います。

 また、この関数は、ldap_conv_utf()と同等の機能/性能をもち、Solaris OE版ldap_conv_utf2()とのインタフェース互換を維持する目的で使用します。
 

 また、この関数は、ldap_conv_utf()機能を分割することにより、性能向上を図っています。
 

【指定形式】

 int ldap_conv_utf2(
         ldap_conv_func *lcfp,
         char  *input,
         char **output,
         int   in,
         int   out
     );

【パラメタの説明】

【復帰値】

 この関数は、復帰値として以下に示す値を返します。

 正常完了の場合には、outputパラメタで指定されたポインタ変数に、出力データのアドレスが設定されています。

 エラーの詳細は、errnoを参照してください。

 errnoとSystem Errorsの対応は以下のとおりです。

表: エラー対応

System Errors

errno

意味

ERROR_INVALID_PARAMETER

EINVAL

パラメタの指定に誤りがあります。

ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY

ENOMEM

メモリ不足が発生しました。

ERROR_NO_UNICODE_TRANSLATION

EILSEQ

指定されたコードには該当する文字コードが含まれていません。

ERROR_INSUFFICIENT_BUFFER

E2BIG

指定されたデータの形式が違います。

 −

ENOENT

ライブラリのロードに失敗しました。

 

【注意事項】

 


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