Interstage Application Server Smart Repository運用ガイド
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2.6.6 マスタサーバのリポジトリの設定変更
マスタサーバのリポジトリに、追加したスレーブサーバのリポジトリの情報を設定します。マスタサーバのマシンのInterstage管理コンソールを使用して、以下の手順で行います。
- [システム] > [サービス] > [リポジトリ](管理サーバの場合は、[一括操作] > [Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [セキュリティ] > [リポジトリ])をクリックし、[リポジトリ:状態]画面でマスタ運用を行うリポジトリをクリックしてください。
- [詳細設定[表示]]をクリックし、[レプリケーション定義]の[運用形態の指定]が“マスタで運用する”に設定されている場合は、手順3に進んでください。
“マスタで運用する”に設定されていない場合は、“マスタで運用する”を選択します。新たに[レプリケーション先ホスト一覧]が表示されます。
- [追加]ボタンをクリックし、新たに表示される[レプリケーション先ホスト情報]の各項目に、追加するスレーブサーバのマシンの情報を設定して、[適用]ボタンをクリックします。なお、レプリケーションをSSL通信でする([SSLの使用]で“使用する”を選択した)場合は、[クライアント証明書の提示]に“提示する”を、[SSL定義]にマスタサーバのSSL通信環境の構築で定義したSSL定義を選択します。
- サイト証明書が登録されている状態で、[クライアント証明書の提示]を“提示しない”とした場合、SSL定義が不要になりますが、マスタサーバからスレーブサーバへすべてのサイト証明書が自動的に送信されます。セキュリティ面の配慮から、“提示する”を選択してください。
- 当リポジトリ(マスタ)とスレーブの環境設定において、設定内容を同一とする必要のある以下の項目が一致していない場合、適用の操作が完了しますが、運用中にエラーとなる可能性があるため、適用の操作前に一致していることを確認してください。
- 適用には数秒から数分程度の時間が必要です。レプリケーション先への接続確認が含まれます。適用の時間はSSLの使用状態、ネットワーク環境、およびマシン性能により多少違います。
- 設定変更を行ったリポジトリのチェックボックスをチェックし、[起動]ボタンをクリックして、リポジトリを起動してください。
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