Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 ユーザーズガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第2章 Live Helpの使い方

2.5 特殊キーの送信: Windows(R)用特殊キーの送信

リモート操作が利用されている時、エキスパートは実際のキー操作をすると自分のコンピュータで処理される特殊なキー列のいくつかを、相手のクライアントまたはエキスパートに送信することができます。この機能はリモート操作が利用されている時だけ有効になります。

特殊キー列を送信するには、[特殊キーの送信]ボタンをクリックするか、[ツール]−[特殊キーの送信]コマンドを選択してください。ポップアップメニューが表示され、送信可能なキー列を一覧表示します。キー列を選択すると、選択されたキー列が直ちにリモート操作の対象となるコンピュータに送られます。

キー列

説明

Ctrl+Alt+Del

本機能は、リモート操作の対象となるコンピュータのOSにより動作が異なります。

■Windows NT(R)、Windows(R) 2000、Windows Server 2003 STD 、Windows Server 2003 EE、Windows(R) XPの場合

Windowsのログオン画面で[Ctrl+Alt+Del]キーを送信し、ログオンすることができます。また、[Ctrl+Alt+Del]キーを送信し、[セキュリティ]ダイアログボックスを表示させることができます。

■Windows(R) 95、Windows(R) 98、Windows(R) Meの場合

この機能は利用できず、コマンドは淡色表示されます。

■Windows Vistaの場合

この機能は利用できず、コマンドは淡色表示されます。

ログオン画面で[Ctrl+Alt+Del]キーの入力が必要な場合は、以下の方法でWindows Vistaのスクリーンキーボードを起動して、キー入力してください。スクリーンキーボードについての詳細は、Windows Vistaのヘルプを参照してください。

  1. ログオン画面の左下にある[コンピュータの簡単操作]ボタンをクリックします。
  2. [コンピュータの簡単操作]画面で[キーボードを使用せずに入力する]にチェックを入れます。
  3. [OK]ボタンを選択します。
    画面上にスクリーンキーボードが表示されます。

    ログオン画面以外の場合(デスクトップ画面が表示されている場合)は、スクリーンキーボードで[Ctrl+Alt+Del]キーを入力しても、入力は無視されます。これはWindows Vistaの仕様です。

    エキスパート同士のセッションで、相手のエキスパートが「[Ctrl+Alt+Del]キーを受入れる」設定になっていない場合、そのエキスパートに[Ctrl+Alt+Del]キーを送信することはできません。その場合、[Ctrl+Alt+Del]キーの送信コマンドは淡色表示されます。「[Ctrl+Alt+Del]キーを受入れる」設定の詳細については“Live Help Expertの設定の変更”−“セキュリティの設定”−“[Ctrl+Alt+Del]キーを受入れる”を参照してください。

Ctrl+Esc

[Ctrl+Esc]キーは、リモート操作の対象となるコンピュータのWindows(R)のスタートメニューを表示させます。
このキーは[Windowsロゴ]キーを押したのと同じになります。

Print Screen

[Print Screen]キーを送信すると、リモート操作の対象となるコンピュータの画面全体のイメージが、そのコンピュータのクリップボードにコピーされます。クリップボードの内容のコピーを取るには、[クリップボード受信]ボタンをクリックしてください。

Alt+Print Screen

[Alt+Print Screen]キーを送信すると、リモート操作の対象となるコンピュータ上でアクティブなウィンドウの画面イメージが、そのコンピュータのクリップボードにコピーされます。クリップボードの内容のコピーを取るには、[クリップボード受信]ボタンをクリックしてください。


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