以下のシステムのMirroring ControllerのBCログ管理ファイルは、DRレプリケーションとは共有していません。このためDRレプリケーションへの影響はありません。
複写元システム(正系ノード)
複写先システム(副系ノード)
以下のシステムのMirroring ControllerのBCログ管理ファイルは、DRレプリケーションと共有しています。BCログ管理ファイルを変更する場合は、DRレプリケーションのRLP環境の再作成が必要です。
複写元システム(副系ノード)
複写先システム(正系ノード)
以下の手順で実行してください。
各ノードが並列で表記されている場合は、どのノードを先に実行しても問題ありません。
複写元システム | 複写先システム | ||
---|---|---|---|
正系ノード | 副系ノード | 正系ノード | 副系ノード |
1.サービスの保守停止 | |||
3.サービスの通常停止 | |||
4.RLP環境の削除 | |||
5.Mirroring ControllerのBCログ管理ファイルの変更 | |||
6.RLP環境の作成 | |||
8.サービスの開始 | 8.サービスの開始 | 8.サービスの開始 |
サービスの保守停止
DBミラーリングサービスを「保守停止」します。
DRレプリケーション運用の停止
DRレプリケーション運用を停止します。詳細は、“11.2.1.3 DRレプリケーション運用の停止”を参照してください。
利用者プログラムは、停止する必要はありません。
RERUNログの取得停止は、「終了オフライン」で停止します。
lxrepdrdis -p RLP名 -m term -k both -f DRサーバ環境ファイル名
サービスの通常停止
DBミラーリングサービスを「通常停止」します。
RLP環境の削除
DRレプリケーションのRLP管理オブジェクトと全RLP環境を削除します。
BC管理スキーマは削除する必要はありません。
lxrepdrdrp -p RLP名 -m rlpobj -k both -f DRサーバ環境ファイル名
lxrepdrdrp -p RLP名 -m rlp -k both -f DRサーバ環境ファイル名
Mirroring ControllerのBCログ管理ファイルの変更
Mirroring ControllerのBCログ管理ファイルの再作成などを行います。
詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”の“BC構成パラメタファイルの変更手順”を参照してください。
なお、BCログ管理ファイルの再作成後は、DBミラーリングサービスは起動しないでください。
RLP環境の作成
DRレプリケーションの全RLP環境とRLP管理オブジェクトを作成します。
lxrepdrcrt -p RLP名 -m rlp -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名
lxrepdrcrt -p RLP名 -m mndb -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名
DRレプリケーション運用の開始
DRレプリケーション運用を開始します。詳細は、“11.2.1.2 DRレプリケーション運用の開始”を参照してください。
サービスの開始
開始していないDBミラーリングサービスを開始します。