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Linkexpress Replication optionV5.0L27 DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド

13.2.1 BCログ管理ファイルの変更

以下のシステムのMirroring ControllerのBCログ管理ファイルは、DRレプリケーションとは共有していません。このためDRレプリケーションへの影響はありません。

以下のシステムのMirroring ControllerのBCログ管理ファイルは、DRレプリケーションと共有しています。BCログ管理ファイルを変更する場合は、DRレプリケーションのRLP環境の再作成が必要です。

以下の手順で実行してください。

各ノードが並列で表記されている場合は、どのノードを先に実行しても問題ありません。

複写元システム

複写先システム

正系ノード

副系ノード

正系ノード

副系ノード

1.サービスの保守停止
2.DRレプリケーション運用の停止

3.サービスの通常停止

4.RLP環境の削除

5.Mirroring ControllerのBCログ管理ファイルの変更

6.RLP環境の作成
7.DRレプリケーション運用の開始

8.サービスの開始

8.サービスの開始

8.サービスの開始

  1. サービスの保守停止

    DBミラーリングサービスを「保守停止」します。

  2. DRレプリケーション運用の停止

    DRレプリケーション運用を停止します。詳細は、“11.2.1.3 DRレプリケーション運用の停止”を参照してください。
    利用者プログラムは、停止する必要はありません。
    RERUNログの取得停止は、「終了オフライン」で停止します。

    lxrepdrdis -p RLP名 -m term -k both -f DRサーバ環境ファイル名
  3. サービスの通常停止

    DBミラーリングサービスを「通常停止」します。

  4. RLP環境の削除

    DRレプリケーションのRLP管理オブジェクトと全RLP環境を削除します。
    BC管理スキーマは削除する必要はありません。

    ・RLP管理オブジェクトの削除
    lxrepdrdrp -p RLP名 -m rlpobj -k both -f DRサーバ環境ファイル名
    ・RLP環境の削除
    lxrepdrdrp -p RLP名 -m rlp -k both -f DRサーバ環境ファイル名
  5. Mirroring ControllerのBCログ管理ファイルの変更

    Mirroring ControllerのBCログ管理ファイルの再作成などを行います。
    詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”の“BC構成パラメタファイルの変更手順”を参照してください。
    なお、BCログ管理ファイルの再作成後は、DBミラーリングサービスは起動しないでください。

  6. RLP環境の作成

    DRレプリケーションの全RLP環境とRLP管理オブジェクトを作成します。

    RLP環境の作成
    lxrepdrcrt -p RLP名 -m rlp -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名
    RLP管理オブジェクトの作成
    lxrepdrcrt -p RLP名 -m mndb -k both -f DRサーバ環境ファイル名 -d DRレプリケーション定義ファイル名
  7. DRレプリケーション運用の開始

    DRレプリケーション運用を開始します。詳細は、“11.2.1.2 DRレプリケーション運用の開始”を参照してください。

  8. サービスの開始

    開始していないDBミラーリングサービスを開始します。