定常運用の運用操作を説明します。
以下の手順で実行してください。
各ノードが並列で表記されている場合は、どのノードを先に実行しても問題ありません。
複写元システム | 複写先システム | ||
---|---|---|---|
正系ノード | 副系ノード | 正系ノード | 副系ノード |
1.モニタデーモン起動 | 1.モニタデーモン起動 | 1.モニタデーモン起動 | 1.モニタデーモン起動 |
4.BC管理DBメモリ常駐 | 4.BC管理DBメモリ常駐 | ||
5.BC管理DBメモリ常駐 | 5.BC管理DBメモリ常駐 | 5.BC管理DBメモリ常駐 | 5.BC管理DBメモリ常駐 |
6.サービスの開始 | 6.サービスの開始 | 6.サービスの開始 | |
7.Linkexpress起動 | 7.Linkexpress起動 |
モニタデーモン起動
全ノードで、Mirroring Controllerのモニタデーモンを起動します。
詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”を参照してください。
Symfoware/RDB起動
全ノードで、Symfoware/RDBを起動します。
監視プロセス起動
全ノードで、Connection Managerの監視プロセスを起動します。
BC管理DBメモリ常駐(DRレプリケーション用)
rdbresidentコマンドを実行し、DRレプリケーションのRLP環境に対応するDSIをメモリに常駐させます。
詳細は、“システム設計ガイド”および“導入運用ガイド”を参照してください。
BC管理DBメモリ常駐(Mirroring Controller用)
全ノードで、Mirroring Controller用のBC管理DBをメモリに常駐させます。
詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”を参照してください。
サービスの開始
DBミラーリングサービスを開始します。
DBミラーリングサービスの詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”を参照してください。
複写元システムの副系ノードでは、DRレプリケーション運用を開始した後に、DBミラーリングサービスを開始します。
Linkexpress起動
lxstrsysコマンドを実行し、Linkexpressを起動します。
以下の手順で実行してください。
複写元システム | 複写先システム | ||
---|---|---|---|
正系ノード | 副系ノード | 正系ノード | 副系ノード |
1.RERUNログの取得開始 | |||
4.利用者プログラム起動 |
RERUNログの取得開始
lxrepdrena -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名
DRレプリケーション業務の起動
lxrepdrrep -p RLP名 -a start -k both -f DRサーバ環境ファイル名 [-w 作業ディレクトリパス名]
サービスの開始
複写元システムの副系ノードで、DBミラーリングサービスを開始します。
DBミラーリングサービスの詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”を参照してください。
利用者プログラム起動
参考
複写元システムのサーバメンテナンスなどで停止した複写元システムのDRレプリケーション業務だけを起動する場合は、利用者プログラムの起動と副系ノードのDBミラーリングサービスを開始する前に、“lxrepdrrepコマンド(-p RLP名 -a start -k capture指定)”によって起動します。
複写先システムのサーバメンテナンスなどで停止した複写先システムのDRレプリケーション業務だけを起動する場合は、以下のDRレプリケーション業務を起動します。
複写元システムのRERUNログ転送業務(停止していない場合は不要です)
lxrepdrrep -a start -s RERUNログ転送業務名
複写先システムのRERUNログ反映業務
lxrepdrrep -a start -s RERUNログ反映業務名
DRレプリケーション実行業務およびRERUNログ転送業務は、業務の起動後は処理中状態で常駐する仕様です。このため、業務を起動してから30分経過するとTR23014メッセージが出力されますが、対処は不要です。
TR23014の詳細は、“Linkexpress メッセージ集”を参照してください。
以下の手順で実行してください。
複写元システム | 複写先システム | ||
---|---|---|---|
正系ノード | 副系ノード | 正系ノード | 副系ノード |
1.利用者プログラム停止 | |||
3.残存RERUNログの確認 |
利用者プログラム停止
サービスの停止
複写元システムの正系ノードで、DBミラーリングサービスを停止します。
詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”を参照してください。
残存RERUNログの確認
lxrepdrchk -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名 { -d DRレプリケーション定義ファイル名 | -b RLC退避ファイル配置先ディレクトリパス名 }
本コマンドにより出力されたメッセージが“残存あり”の場合は、DRレプリケーションによるデータベースの複製が完了していないのでしばらく待って再確認します。
DRレプリケーション業務の停止
lxrepdrrep -p RLP名 -a stop -m n -k both -f DRサーバ環境ファイル名 [-w 作業ディレクトリパス名]
RERUNログの取得停止(DRオフライン)
lxrepdrdis -p RLP名 -m drstop -k both -f DRサーバ環境ファイル名
参考
複写元システムのサーバメンテナンスなどで複写元システムのDRレプリケーション業務だけを停止する場合は、利用者プログラムの停止と正系ノードのDBミラーリングサービスを停止した後、“lxrepdrrepコマンド(-p RLP名 -a stop -k capture指定)”によって停止します。
なお、lxrepdrdisコマンドによってDRオフラインにする必要はありません。
複写先システムのサーバメンテナンスなどで複写先システムのDRレプリケーション業務だけを停止する場合は、以下のDRレプリケーション業務を停止します。
複写先システムのRERUNログ反映業務
lxrepdrrep -a stop -s RERUNログ反映業務名
複写元システムのRERUNログ転送業務
RLC退避ファイルを転送できないメンテナンス(例:Linkexpressの停止など)の場合は、複写元システムでRERUNログ転送業務も停止します。
なお、lxrepdrdisコマンドによってDRオフラインにする必要はありません。
lxrepdrrep -a stop -s RERUNログ転送業務名
以下の手順で実行してください。
各ノードが並列で表記されている場合は、どのノードを先に実行しても問題ありません。
複写元システム | 複写先システム | ||
---|---|---|---|
正系ノード | 副系ノード | 正系ノード | 副系ノード |
1.Linkexpress停止 | 1.Linkexpress停止 | ||
2.サービスの停止 | |||
3.Symfoware/RDB停止 | 3.Symfoware/RDB停止 | 3.Symfoware/RDB停止 | 3.Symfoware/RDB停止 |
Linkexpress停止
Linkexpressを停止します。
サービスの停止
複写先システムの正系ノードで、DBミラーリングサービスを停止します。
詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”を参照してください。
Symfoware/RDB停止
全ノードで、Symfoware/RDBを停止します。
モニタデーモン停止
全ノードで、Mirroring Controllerのモニタデーモンを停止します。
詳細は、“Mirroring Controller 運用ガイド”を参照してください。