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Linkexpress Replication optionV5.0L27 DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド

8.2 DBミラーリングシステムの異常

DBミラーリングシステムの資源に異常が発生した場合の、DBミラーリングシステム連携の復旧方法を以下に説明します。

ポイント

DBミラーリングシステムの正系ノードのデータベースからレプリケーションを行った場合について、以下に補足します。

  • DBミラーリングシステムに異常が発生した場合、レプリケーションシステムの復旧は不要です。

参照

複写先システムがDBミラーリングシステムの場合は、"8.2.1 複写先システムがDBミラーリングシステムの場合"を参照してください。

操作手順

説明

  1. dxsvstopコマンドを使用し、DBミラーリングサービスを緊急停止します。

  2. レプリケーション運用を停止します。
    詳細は、“導入運用ガイド”の“レプリケーション運用の終了”を参照してください。

  3. DBミラーリングシステムを復旧します。

  4. 副系ノードのデータベースを再創成した場合は、全複写機能を実行し、複写先データベースを再創成します。

  5. 以下の手順でレプリケーション運用を開始します。
    1) lxrepenaコマンドを実行し、差分ログの取得を開始します。
    2) レプリケーション運用を開始します。
    詳細は、“導入運用ガイド”の“差分ログの取得開始”および“導入運用ガイド”の“レプリケーション運用の開始”を参照してください。

  6. dxsvstartコマンドを使用し、DBミラーリングサービスを開始します。

参照

DBミラーリングシステムの復旧、dxsvstopコマンドおよびdxsvstartコマンドの詳細は、以下のいずれかのマニュアルを参照してください。

  • “Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”

  • “Mirroring Controller 運用ガイド”

  • “Symfoware Server コマンドリファレンス”

  • “Mirroring Controller コマンドリファレンス”