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Linkexpress Replication optionV5.0L27 DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド

7.3 DBミラーリングシステム連携中のDSIの初期化

DBミラーリングシステム運用中に、DSIの初期化を行う場合の手順を示します。

参照

複写先システムがDBミラーリングシステムの場合は、"7.3.1 複写先システムがDBミラーリングシステムの場合"を参照してください。

正系ノードでSymfoware ServerのrdbfmtコマンドによるDSIの初期化を行うと、副系ノードでRERUNログ反映によるDSIの初期化が行われますが、レプリケーションシステムでは全複写業務によりレプリケーション先と同期する必要があります。

副系ノードでDSIの初期化の完了メッセージを確認した後に、DBミラーリングサービスを保守停止し、一括差分複写業務を停止してから、全複写業務を行います。

操作手順

説明
  1. 初期化を行うDSIを利用したSQLアプリケーションを停止します。

  2. rdbfmtコマンドを使用し、DSIの初期化を行います。

  3. DBミラーリングシステムの副系ノードで、DSIの初期化が完了したメッセージを確認します。
    DSIの初期化の完了時には、以下のメッセージがRDBREPORTに出力されます。

    rdb: INFO: qdg20748i: RERUNログ反映によるDSIの初期化が完了しました DSI名='DB名.DSI名' RLP名='RLP名'
  4. dxsvstopコマンドを使用し、DBミラーリングサービスを保守停止します。

  5. SQLアプリケーションを開始します。

  6. レプリケーション運用を停止します。
    詳細は、“導入運用ガイド”の“レプリケーション運用の一時停止”を参照してください。

  7. レプリケーションシステムの全複写業務を実行します。

  8. レプリケーション運用を開始します。
    詳細は、“導入運用ガイド”の“2.10.1.6 レプリケーション運用の開始”を参照してください。

  9. dxsvstartコマンドを使用し、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

注意

  • レプリケーション運用の停止は、必ずDBミラーリングサービスを停止した後に行ってください。

  • DBミラーリングサービスの開始は、必ずレプリケーション運用を開始した後に行ってください。

参照

rdbfmtコマンド、dxsvstartコマンドおよびdxsvstopコマンドの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

  • “Symfoware Server コマンドリファレンス”

  • “Mirroring Controller コマンドリファレンス”