レプリケーションシステムにディスク障害などのトラブルが発生した場合、DBミラーリングシステムの副系ノードにおけるRERUNログの反映、昇格した正系ノードにおけるデータベースの更新が異常終了します。
そこで、Linkexpress Replication optionの“REP_TRF_INH_CLOG(トランザクションログファイル閉塞時の差分ログ取得停止)”を使用し、レプリケーションシステムをDBミラーリングシステム連携から離脱させることで、DBミラーリングシステムのデータベース二重化を継続することが可能です。
参照
“REP_TRF_INH_CLOG”の詳細については、“導入運用ガイド”の“動作環境ファイルの作成”を参照してください。
レプリケーションシステムが離脱した後の復旧方法については、“8.3 レプリケーションシステムの異常”を参照してください。
図6.4 ディスク障害などのトラブルが発生した場合
複写先システムがDBミラーリングシステムの場合
複写先システムに対する考慮は不要です。