DBミラーリングシステムにおける高性能なノード切替えを実現するためには、レプリケーションおよびDBミラーリングシステムでのチューニングが必要です。
レプリケーション資源の見積り、チューニングについては、“システム設計ガイド”の“レプリケーションシステムの設計”を参照してください。
なお、DBミラーリングシステムの副系ノードのデータベースからレプリケーションを行う場合は、発生する差分ログは、DBミラーリングシステムの副系ノードにおけるRERUNログの反映によって発生します。
したがって、レプリケーション資源を見積もる際に必要となる以下の情報は、DBミラーリングシステムの正系ノードにおけるトランザクションで見積ります。
トランザクションごとに発生するログ量
お客様業務においてもっとも処理時間の長い更新系トランザクションの時間
単位時間当たりの平均ログ量
注意
DBミラーリングシステムの副系ノードにおけるRERUNログの反映では、RERUNログ反映のコミット順序の保証単位(RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタ)にDSIを選択した場合、正系ノードよりもトランザクションが増加する傾向があります。副系ノードのトランザクション結合数を正系ノードのトランザクション数と同等としてください。詳細は、“Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”または、“Mirroring Controller 運用ガイド”の“トランザクション結合数のチューニング”を参照してください。