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Linkexpress Replication optionV5.0L27 DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド

6.1.2 レプリケーション資源の見積りとチューニング

DBミラーリングシステムにおける高性能なノード切替えを実現するためには、レプリケーションおよびDBミラーリングシステムでのチューニングが必要です。

レプリケーション資源の見積り、チューニングについては、“システム設計ガイド”の“レプリケーションシステムの設計”を参照してください。
なお、DBミラーリングシステムの副系ノードのデータベースからレプリケーションを行う場合は、発生する差分ログは、DBミラーリングシステムの副系ノードにおけるRERUNログの反映によって発生します。
したがって、レプリケーション資源を見積もる際に必要となる以下の情報は、DBミラーリングシステムの正系ノードにおけるトランザクションで見積ります。

注意

DBミラーリングシステムの副系ノードにおけるRERUNログの反映では、RERUNログ反映のコミット順序の保証単位(RLP動作環境ファイルのREF_APPLY_MODEパラメタ)にDSIを選択した場合、正系ノードよりもトランザクションが増加する傾向があります。副系ノードのトランザクション結合数を正系ノードのトランザクション数と同等としてください。詳細は、“Symfoware Server データベース二重化導入運用ガイド”または、“Mirroring Controller 運用ガイド”の“トランザクション結合数のチューニング”を参照してください。