連携できるDBミラーリングシステム
以下の機能で作成されたDBミラーリングシステムと連携することができます。
機能 | 複写元システム | 複写先システム | ||
---|---|---|---|---|
正系ノード | 副系ノード | 正系ノード | 副系ノード | |
データベース二重化機能 | △ | 〇 | × | × |
Mirroring Controller | △ | 〇 | 〇 | 〇(注) |
〇:連携できます
△:正系ノードからのレプリケーションは推奨しません
×:連携できません
注) 昇格正系の場合に連携できます
複写元システムの副系ノード(または昇格正系)からレプリケーションを行います。
データベース二重化機能のみで作成した複写先のDBミラーリングシステムへのレプリケーションはできません。複写先のDBミラーリングシステムに、Mirroring Controllerが必要です。
Symfoware Server (Nativeインタフェース)のDBミラーリングシステム連携のシステム構成
図1.8 複写元システムがDBミラーリングシステムで構成されたデータベースから、シングル構成のデータベースへのレプリケーション
ポイント
Symfoware Server (Nativeインタフェース)のDBミラーリングシステム連携では、DBミラーリングシステムの副系ノードにLinkexpress Replication optionを導入することを推奨します。
DBミラーリングシステムの正系ノードにLinkexpress Replication optionを導入した場合、Symfoware Server (Nativeインタフェース)のデータベース二重化機能のノード切替えが発生すると、レプリケーション運用を継続することはできません。ノードの計画切替えによってDBミラーリングシステムの構成を元に戻した後、複写先システムのデータベースを再創成する必要があります。
Symfoware Server (Nativeインタフェース)のデータベース二重化機能で、ノード切替えを自動で行いたい場合は、Mirroring Controllerをご使用ください。
図1.9 DBミラーリングシステムを構成するシステム同士のデータベースのレプリケーション
複写先システムがDBミラーリングシステムへのレプリケーションのシステム構成
複写先システムがDBミラーリングシステムへのレプリケーションの場合、サポートするOS、データベース、システム構成は以下のとおりです。
複写元システム | 複写先システム | |
---|---|---|
OS | Linux/Windows | 複写元システムと同じOSおよびアーキテクチャ |
システム構成 | Mirroring Controllerによるデータベース二重化構成 | Mirroring Controllerによるデータベース二重化構成 |
データベース | Symfoware Server(Native) | Symfoware Server(Native) |