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Interstage Charset Manager Standard Edition Web入力 Agent V10 コマンドリファレンス

3.2 使用方法

ここでは、辞書反映ツールの使用方法について説明します。

実行ファイル

Charset-Web入力インストール先/pio/QGFWPIO

呼び出し形式

QGFWPIO

実行手順

  1. 部門サーバーのWebサーバーおよびサーブレットコンテナを停止します。

  2. カレントディレクトリーを、実行ファイルが存在するディレクトリーに移動し、辞書反映ツールを実行します。

    コマンドライン操作の

    # cd /opt/FJSVjsvr/pio
    # ./QGFWPIO
  3. JSVRFX運用の場合、JSVRFXをアーカイブし再配備します。

    コマンドライン操作の(Interstage Application Serverの場合)

    1) JSVRFXをwarファイルで配備している場合

    # cd /opt/FJSVjsvr/webservice/csv/webapps/JSVRFX
    # jar -cf JSVRFX.war *
    # asadmin deploy --force --target jsvrcluster JSVRFX.war

    2) JSVRFXを任意のディレクトリーに配備している場合 (コマンド例では"/usr/application/JSVRFX"に配備)

    # cd /opt/FJSVjsvr/webservice/csv/webapps/JSVRFX
    # jar -cf JSVRFX.war *
    # cd /usr/application/JSVRFX
    # jar -xf /opt/FJSVjsvr/webservice/csv/webapps/JSVRFX/JSVRFX.war
  4. 実行が終了後、Webサーバーおよびサーブレットコンテナを起動します。

注意

  • スーパーユーザーで実行してください。

  • JAVA_HOME環境変数に、Charset-Web入力が動作するサーブレットで使用されるJDKが設定されていない場合は、辞書反映ツールの実行前に、コマンドライン上で一時的にJAVA_HOME環境の設定を変更してください。

    サーブレットコンテナが使用するJDKが"/opt/FJSViaps/openjdk/jdk8"にインストールされているが、JAVA_HOME環境に設定されていない場合:

    # export JAVA_HOME=/opt/FJSViaps/openjdk/jdk8
    # cd /opt/FJSVjsvr/pio
    # ./QGFWPIO
  • JAVA_HOME環境変数に設定されたJavaのアーキテクチャーが判定できない場合は、次のメッセージが表示されます。

    ## Java architecture cannot be judged    ##
    ## abnormal end                          ##
    Please specify parameter(-Java_32 or -Java_64).

    この場合、本製品でサポートされているJavaかどうか確認してください。サポートされている場合は、起動パラメーターに"-Java_64"(64ビット版の場合)を指定してください。

  • 辞書反映ツールの実行後は、Webサーバーおよびサーブレットコンテナを起動した時点でシステムが運用可能状態になっていることを確認してください。方法については、「導入ガイド」の5.10節を参照してください。

出力情報

辞書反映ツールを実行すると、その結果がツールの復帰値として返されます。

復帰値

意味

0

正常終了。

0以外

異常終了。

その他、実行の経過および、エラーが発生した場合はその情報が、Linuxの標準出力へ出力されます。また、同じ内容が、"pio.log"ファイルに書き込まれます。このファイルの位置は、設定ファイルの"PIO_LOG_PATH"で設定したディレクトリーです。

参考

pio.logファイルのパスは通常、次のとおりです。

/opt/FJSVjsvr/logs/pio.log

標準出力およびpio.logファイルへ出力する情報の一覧については、「運用ガイド」の付録B.1を参照してください。

◆設定ファイル

3.4 設定ファイル」を参照してください。