USBデバイスの使用を禁止したうえで、特定のUSBデバイスだけ使えるように設定できます。
デバイスを検出して追加する
パソコンに接続したUSBデバイスを自動検出して、許可したいUSBデバイスを使用可能デバイスリストに追加できます。
注意
操作を始める前に、追加したいUSB デバイスがパソコンに接続されていることを確認してください。
ポイント
ポリシー設定ツール画面の[使用可能デバイスリスト]には、最大100件のデバイス情報を登録できます。
[現在接続しているデバイス一覧]には、最大255件のデバイス情報を表示できます。
ポリシー設定ツール画面の[デバイス種別ごとの使用禁止設定]のいずれかの設定項目で、[使用禁止]、または[書き込みは禁止する]が選択されていることを確認します。
ポリシー設定ツール画面の[現在接続しているデバイス情報の自動取得]をクリックします。
[現在接続しているデバイス一覧]画面が表示されます。
[現在接続しているデバイス一覧]から使用を許可したいデバイスを1つまたは複数選択します。
[使用可能デバイスリストに追加]をクリックします。
ポリシー設定ツール画面の[使用可能デバイスリスト]に使用を許可するデバイスが追加されます。
ポリシー設定ツール画面の[ポリシー情報更新]をクリックします。
「ポリシーを設定します。しばらく時間がかかる場合があります。よろしいですか?」というメッセージが表示されます。
[OK]をクリックします。
ポリシー設定中メッセージが表示されます。
設定内容が反映され、USBデバイスの使用を禁止しているうえで、[使用可能デバイスリスト]に追加したUSBデバイスのみ使えるようになります。
項目名 | 説明 | |
[現在接続しているデバイス一覧] | パソコンに接続されているUSBデバイスの一覧が表示されます。 | |
登録状態 | 現在接続されているUSBデバイスが使用可能デバイスとしてすでに登録されているかどうかを表します。
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ドライブ名 | 現在接続されているUSBデバイスの種類が記憶媒体(USBメモリ、SDカードなど)、DVD/CDの場合、接続されているドライブ名が表示されます。 現在接続されているUSBデバイスの種類がポータブルデバイス(スマートフォン、デジタルカメラなど)、イメージングデバイス(Webカメラ、複合機など)の場合、空欄で表示されます。 注意 記憶媒体(USBメモリ、SDカードなど)で1つデバイスが2つのドライブ(「記憶媒体+記憶媒体」または「記憶媒体+DVD/CD」)を持つ場合があります。このような場合、2つのドライブ両方を表示し、メーカーID、製品ID、シリアル番号に同じ値が表示されます。 | |
装置名 | 現在接続されているUSBデバイスの装置名が表示されます。 装置名は以下の書式で表示されます。 デバイス種別: 装置名 例
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デバイス名 | 現在接続されているUSBデバイスのデバイス名が表示されます。 デバイス名は以下の書式で表示されます。 [メーカー名] [製品名] USB Device 例 Fujitsu XXXX USB Device | |
メーカーID | 現在接続されているUSBデバイスのメーカーIDが16進数4桁で表示されます。 | |
製品ID | 現在接続されているUSBデバイスの製品IDが16進数4桁で表示されます。 | |
シリアル番号 | 現在接続されているUSBデバイスのシリアル番号が表示されます。 | |
件数 | 現在接続しているデバイス一覧のデバイス件数が表示されます。 (※)表示可能なデバイスは最大255件です。 | |
[デバイス情報の再取得] | パソコンに接続されているUSBデバイスの情報を取得しなおします。 | |
[使用可能デバイスリストに追加] | 選択しているデバイス情報が、ポリシー設定画面の[使用可能デバイスリスト]へ追加されます。 (※)複数選択することができます。 | |
[閉じる] | [現在接続しているデバイス一覧]画面を閉じます。 |
注意
USBメモリなど、認証後に暗号化保存区画が作成される装置の場合、認証後にメーカーID、製品ID、シリアル番号が変化することがあります。このような装置については、認証前後のメーカーID、製品ID、シリアル番号の情報を登録する必要があります。
スマートフォンやデジタルカメラをUSB接続した際に、デバイス側に接続方法を選択するメニューが表示される場合があります。接続したい方法ごとにメーカーID、製品ID、シリアル番号が異なる場合は、接続方法ごとにこれらの情報を登録する必要があります。
情報を入力して追加/更新する
ポイント
USBデバイスの情報をインポートして、許可したいUSBデバイスを[使用可能デバイスリスト]に追加することもできます。
“3.6 デバイス情報をエクスポート/インポートする”を参照してください。
ポリシー設定ツール画面の[使用可能デバイスリスト]には、最大100件のデバイス情報を登録できます。
次の手順で操作します。
ポリシー設定ツール画面の[デバイス種別ごとの使用禁止設定]のいずれかの設定項目で、[使用禁止]、または[書き込みは禁止する]が選択されていることを確認します。
ポリシー設定ツール画面で、[リスト編集]をクリックします。
[デバイス編集]画面が表示されます。
ポイント
デバイス情報を追加する場合
デバイス情報を追加する場合は、[使用可能デバイスリスト]でデバイスの選択を解除した状態で[追加/更新]をクリックします。
デバイス情報を更新する場合
デバイス情報を更新する場合は、[使用可能デバイスリスト]から更新するデバイス情報を選択した状態で[追加/更新]をクリックします。
[デバイス編集]画面で、各項目を設定します。
追加または更新したいUSBデバイスの情報を入力します。
項目名 | 説明 |
装置名(*) | 装置名を入力します。(必須)
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デバイス名(*) | デバイス名を入力します。(必須)
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メーカーID(*) | メーカーIDを16進数4桁で入力します。(必須)
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製品ID(*) | 製品IDを16進数4桁で入力します。(必須)
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シリアル番号 | シリアル番号を入力します。(必須、または任意)
【許可単位】
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許可単位(*) | デバイスの許可単位を指定します。
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使用可否 | デバイスのアクセス権限を指定します。
注意 この設定項目は、記憶媒体とDVD/CDの場合にのみ有効です。 ポータブルデバイスやイメージングデバイスでは、[書き込みを禁止する]のチェックは無視されます。 |
[追加/更新] | USBデバイス情報を追加または更新します。
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[キャンセル] | デバイス情報の編集を中止し、[デバイス編集]画面を閉じます。 |
[追加]または[更新]をクリックします。
[デバイス編集]画面が閉じ、ポリシー設定画面に戻ります。
入力または更新したUSBデバイスの情報が、[使用可能デバイスリスト]に反映されます。
複数のUSBデバイスを追加したい場合は、手順2~3を繰り返します。
ポリシー設定ツール画面の[ポリシー情報更新]をクリックします。
「ポリシーを設定します。しばらく時間がかかる場合があります。よろしいですか?」というメッセージが表示されます。
[OK]をクリックします。
ポリシー設定中メッセージが表示されます。
設定内容が反映され、USBデバイスの使用を禁止しているうえで、[使用可能デバイスリスト]に追加したUSBデバイスのみ使えるようになります。