ポリシー設定ツールでは、パソコンで使用できるUSBデバイスを制限できます。
ポイント
記憶媒体(USBメモリ、SDカードなど)の使用を禁止したうえで、特定の記憶媒体だけを使えるようにすることもできます。また、特定の記憶媒体の読み取りだけを許可することもできます。
DVD/CDの使用を禁止したうえで、特定のDVD/CDだけを使えるようにすることもできます。また、特定のDVD/CDの読み取りだけを許可することもできます。
ポータブルデバイス(スマートフォン、デジタルカメラなど)の使用を禁止したうえで、特定のポータブルデバイス(スマートフォン、デジタルカメラなど)だけを使えるようにすることもできます。
イメージングデバイス(Webカメラ、複合機など)の使用を禁止したうえで、特定のイメージングデバイス(Webカメラ、複合機など)だけを使えるようにすることもできます。
制限を行ったデバイス種別は、USB接続以外のデバイス(内蔵DVD/CDなど)も制限されますのでご注意ください。
デバイスの制限に関わらず、ディスプレイ出力は使用できます。
ポータブルデバイスの使用を禁止すると、一部のスマートフォンではUSBケーブルによる給電(充電など)ができなくなる可能性があります。
制限するデバイスは、次の手順で設定します。
記憶媒体(USBメモリ、SDカードなど)を制限する場合
ポリシー設定ツールを起動します。
“3.2 ポリシー設定ツールを起動する”を参照してください。
[デバイス種別ごとの使用禁止設定]>[記憶媒体(USBメモリ、SDカードなど)]で、[使用禁止]を選択します。
読み取りだけを許可する場合は、[書き込みは禁止する]をチェックします。
[ポリシー情報更新]をクリックします。
「ポリシーを設定します。しばらく時間がかかる場合があります。よろしいですか?」というメッセージが表示されます。
[OK]をクリックします。
ポリシー設定中メッセージが表示されます。
設定内容が反映され、記憶媒体(USBメモリ、SDカードなど)の使用が禁止されます。
DVD/CDを制限する場合
ポリシー設定ツールを起動します。
“3.2 ポリシー設定ツールを起動する”を参照してください。
[デバイス種別ごとの使用禁止設定]>[DVD/CD]で、[使用禁止]を選択します。
読み取りだけを許可する場合は、[書き込みは禁止する]をチェックします。
[ポリシー情報更新]をクリックします。
「ポリシーを設定します。しばらく時間がかかる場合があります。よろしいですか?」というメッセージが表示されます。
[OK]をクリックします。
ポリシー設定中メッセージが表示されます。
設定内容が反映され、DVD/CDの使用が禁止されます。
ポータブルデバイス(スマートフォン、デジタルカメラなど)を制限する場合
ポリシー設定ツールを起動します。
“3.2 ポリシー設定ツールを起動する”を参照してください。
[デバイス種別ごとの使用禁止設定]>[ポータブルデバイス(スマートフォン、デジタルカメラなど)]で、[使用禁止]を選択します。
[ポリシー情報更新]をクリックします。
「ポリシーを設定します。しばらく時間がかかる場合があります。よろしいですか?」というメッセージが表示されます。
[OK]をクリックします。
ポリシー設定中メッセージが表示されます。
設定内容が反映され、ポータブルデバイス(スマートフォン、デジタルカメラなど)の使用が禁止されます。
イメージングデバイス(イメージスキャナ、複合機など)を制限する場合
ポリシー設定ツールを起動します。
“3.2 ポリシー設定ツールを起動する”を参照してください。
[デバイス種別ごとの使用禁止設定]>[イメージングデバイス(Webカメラ、複合機など)]で、[使用禁止]を選択します。
[ポリシー情報更新]をクリックします。
「ポリシーを設定します。しばらく時間がかかる場合があります。よろしいですか?」というメッセージが表示されます。
[OK]をクリックします。
ポリシー設定中メッセージが表示されます。
設定内容が反映され、イメージングデバイス(Webカメラ、複合機など)の使用が禁止されます。
注意
[デバイス種別ごとの使用禁止設定]で[使用禁止]を選択した場合でも、使用可能デバイスリストに表示されているデバイスは使うことができます。すべてのデバイスを使えなくするには、使用可能デバイスリストの設定をすべて削除してください。
ポイント
[ポリシー情報更新]をクリックすると、ポリシー設定中メッセージが表示されます。ポリシー設定が完了するとポリシー設定中メッセージは自動的に閉じます。
「ポリシー適用に失敗しました。次回OS再起動後に設定されます。」というエラーメッセージが表示された場合は、OSを再起動してください。