クラスタシステムでのオンライン中リカバリ機能を利用したDRレプリケーションシステムの変更および復旧について説明します。
クラスタシステムでオンライン中リカバリ機能を利用する場合、単一システムの場合と主に以下の点が異なります。
単一システムの場合と同じ手順の場合は、下表の内容に読み替えて“導入運用ガイド”を参照してください。
Symfoware/RDBの停止 | クラスタアプリケーション(RMS)を停止し、リソースを活性化した後、切替えディスクをOSのmountコマンドでマウントします。 | |
Symfoware/RDBの起動 | 切替えディスクをOSのumountコマンドでアンマウントした後、リソースを非活性化し、クラスタアプリケーション(RMS)を起動します。 | |
RLPの初期化 | RLPの初期化コマンド(lxrepdrinitコマンド)は、複写元システムおよび複写先システムの両システムで行います。 |
注意
クラスタアプリケーション(RMS)が停止している場合、引継ぎIPは利用できません。
クラスタアプリケーション(RMS)が停止している場合に、資源識別子情報などをftpコマンドなどで相手システムにファイル転送する場合は、相手システムのサーバ名(ホスト名)に対しファイル転送を行います。