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Big Data Integration ServerV1.7.0 利用ガイド

8.4 バックアップする

ディスク破壊などによるデータの消失に備えて、製品機能の運用に必要なデータをバックアップします。

必要に応じてデータをアーカイブして別媒体に退避することを推奨します。

バックアップ対象資源とバックアップ方法を下表に示します。

バックアップ対象資源

バックアップ方法

備考

bsb_backupコマンド

DB連携機能

その他

収集

設定ファイル(注1)

収集データ

運用に合わせて定期的(1日1回など)に手動で実施してください。

並列分散処理

EDI連携機能

構成ファイル(注2)

定義ファイル(注3)(注4)

HDFS上のデータ

HDFSは、データを複数サーバで3重化して持っています。耐障害性の高いファイルシステムになっているためバックアップは不要です。

Windows上に配置した設定ファイル

ファイルの更新タイミングに合わせ手動で実施してください。

データ改ざん防止機能

変更ログ情報管理用のデータベースのDBデータ

変更ログ情報管理用のデータベースのDBデータを運用に合わせて定期的(1日1回など)に手動で実施してください。バックアップの方法はFujitsu Enterprise Postgresの“運用ガイド”を参照してください。

DB連携機能

DB連携用のデータベースのDBデータ

DB連携用の設定ファイル

ディスク検索

ディスク検索用データ

運用に合わせて定期的(1日1回など)に手動で実施してください。

ディスク検索の定義ファイル

運用に合わせて手動で実施してください。

ユーザーが作成したアプリケーション

運用に合わせて手動で実施してください。

インメモリ検索

インメモリ検索用データ

“検索編 導入・運用ガイド”の“バックアップ・リカバリの概要”を参照してください。

動作環境ファイル

ダイレクトアクセスキー定義ファイル

注1) 設定ファイルについては“2.3.1 収集機能を使用する場合”を参照してください。

注2) 使用する機能によって以下を参照してください。

並列分散処理を使用する場合

セットアップで必要な構成ファイルについては“4.5.3 並列分散処理を使用する場合”を参照してください。運用で必要な構成ファイルについては“分散処理編 ユーザーズガイド”の“Hadoop設定パラメータ”を参照してください。

EDI連携機能およびDB連携機能を使用する場合

運用で必要な構成ファイルについては“EDI連携/DB連携編 ユーザーズガイド”の“設定パラメータ”を参照してください。

注3) アクセス権限コントロールで使用する定義ファイルについては“EDI連携/DB連携編 ユーザーズガイド”の“定義ファイル”を参照してください。

注4) 変換定義共有機能に登録済の資産(変換定義、作成済アクセスルール等)を含みます。


以降で、bsb_backupコマンドを使用したバックアップ、および、DB連携機能のバックアップについて説明します。