保守運用の運用操作を説明します。
本章では、センター切替え後のシステムを、新複写元システム、新複写先システムと表現します。
複写元システムから複写先システムに切り替え、運用を継続することを「センター切替え」といいます。逆に、元のシステム構成に切り戻すことを「センター切戻し」といいます。
センター切替え後、修正プログラムの適用などのメンテナンスを行う場合、メンテナンス対象(サーバ・OSメンテナンス、Symfoware Serverの停止など)に合わせ、取得したRERUNログをどこに蓄積させるか選択することができます。
主なメンテナンスの対象と起動対象DRレプリケーション業務の関係は以下のとおりです。
メンテナンスの対象 | センター切替え後の新複写元システムで起動するDRレプリケーション業務 | RERUNログの蓄積場所 |
---|---|---|
ハード、ファームウェア |
| 新複写元システム |
OS |
| 新複写元システム |
Symfoware Server |
| 新複写先システム |
Linkexpress |
| 新複写元システム |
Linkexpress Replication option |
| 新複写元システム |
利用者プログラム |
| 新複写先システム |
注) 新複写元システムに蓄積することもできます。