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Linkexpress Replication optionV5.0L27 導入運用ガイド

6.4 保守運用

保守運用の運用操作を説明します。

本章では、センター切替え後のシステムを、新複写元システム、新複写先システムと表現します。

複写元システムから複写先システムに切り替え、運用を継続することを「センター切替え」といいます。逆に、元のシステム構成に切り戻すことを「センター切戻し」といいます。

センター切替え後、修正プログラムの適用などのメンテナンスを行う場合、メンテナンス対象(サーバ・OSメンテナンス、Symfoware Serverの停止など)に合わせ、取得したRERUNログをどこに蓄積させるか選択することができます。

主なメンテナンスの対象と起動対象DRレプリケーション業務の関係は以下のとおりです。

メンテナンスの対象

センター切替え後の新複写元システムで起動するDRレプリケーション業務

RERUNログの蓄積場所

ハード、ファームウェア

  • DRレプリケーション実行業務

  • RERUNログ取得業務

新複写元システム

OS

  • DRレプリケーション実行業務

  • RERUNログ取得業務

新複写元システム

Symfoware Server

  • DRレプリケーション実行業務

  • RERUNログ取得業務

  • RERUNログ転送業務

新複写先システム
(注)

Linkexpress

  • DRレプリケーション実行業務

  • RERUNログ取得業務

新複写元システム

Linkexpress Replication option

  • DRレプリケーション実行業務

  • RERUNログ取得業務

新複写元システム

利用者プログラム

  • DRレプリケーション実行業務

  • RERUNログ取得業務

  • RERUNログ転送業務

新複写先システム

注) 新複写元システムに蓄積することもできます。