以下の手順で実行してください。
複写元システム | 複写先システム |
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1.利用者プログラムの停止 |
利用者プログラムの停止
利用者プログラムを停止します。
残存RERUNログの確認
lxrepdrchk -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名 { -d DRレプリケーション定義ファイル名 | -b RLC退避ファイル配置先ディレクトリパス名}
本コマンドにより出力されたメッセージが “残存あり”の場合は、DRレプリケーションによるデータベースの複製が完了していないので、しばらく待って再確認します。
DRレプリケーション業務の停止
下記コマンドで、DRレプリケーション業務を停止します。
lxrepdrrep -p RLP名 -a stop -m n -k both -f DRサーバ環境ファイル名 [-R] [-w 作業ディレクトリパス名]
センター切替えを実施したシステムの場合、DRレプリケーション業務を停止する場合は、lxrepdrrepコマンドに-Rオプションを付加します。
RERUNログの取得停止
下記コマンドで、RLPを「DRオフライン」にします。
本操作により、複写元データベースの更新に対し、RERUNログが取得されなくなります。
lxrepdrdis -p RLP名 -m drstop -k both -f DRサーバ環境ファイル名
参考
複写元システムのサーバメンテナンスなどで複写元システムのDRレプリケーション業務だけを停止する場合は、利用者プログラムの停止後、“lxrepdrrepコマンド(-p RLP名 -a stop -k capture指定)”によって停止します。
なお、lxrepdrdisコマンドによってDRオフラインにする必要はありません。
複写先システムのサーバメンテナンスなどでDRレプリケーション業務だけを停止する場合は、以下のDRレプリケーション業務を停止します。
複写先システムのRERUNログ反映業務
lxrepdrrep -a stop -s RERUNログ反映業務名
複写元システムのRERUNログ転送業務
RLC退避ファイルを転送できないメンテナンス(例:Linkexpressの停止など)の場合は、複写元システムでRERUNログ転送業務も停止します。
なお、lxrepdrdisコマンドによってDRオフラインにする必要はありません。
lxrepdrrep -a stop -s RERUNログ転送業務名