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Linkexpress Replication optionV5.0L27 導入運用ガイド

6.2.2 DRレプリケーション運用の開始

以下の手順で実行してください。

複写元システム

複写先システム

1.RERUNログの取得開始
2.DRレプリケーション業務の起動
3.利用者プログラムの起動

  1. RERUNログの取得開始

    下記コマンドで、RLPをオンラインにします。本操作により、複写元データベースの更新に対し、RERUNログが取得されるようになります。

    lxrepdrena -p RLP名 -k both -f DRサーバ環境ファイル名
  2. DRレプリケーション業務の起動

    下記コマンドで、DRレプリケーション業務を起動します。

    lxrepdrrep -p RLP名 -a start -k both -f DRサーバ環境ファイル名 [-R] [-w 作業ディレクトリパス名]

    センター切替えを実施したシステムの場合、DRレプリケーション業務を起動する場合は、lxrepdrrepコマンドに-Rオプションを付加します。

  3. 利用者プログラムの起動

    利用者プログラムを起動します。

参考

  • 複写元システムのサーバメンテナンスなどで停止した複写元システムのDRレプリケーション業務だけを起動する場合は、利用者プログラムを起動する前に、“lxrepdrrepコマンド(-p RLP名 -a start -k capture指定)”によって起動します。

  • 複写先システムのサーバメンテナンスなどで停止したDRレプリケーション業務だけを起動する場合は、以下のDRレプリケーション業務を起動します。

    • 複写元システムのRERUNログ転送業務(停止していない場合は不要です)

      lxrepdrrep -a start -s RERUNログ転送業務名
    • 複写先システムのRERUNログ反映業務

      lxrepdrrep -a start -s RERUNログ反映業務名
  • DRレプリケーション実行業務およびRERUNログ転送業務は、業務の起動後は処理中状態で常駐する仕様です。このため、業務を起動してから30分経過するとTR23014メッセージが出力されますが、対処は不要です。
    TR23014の詳細は、“Linkexpress メッセージ集”を参照してください。