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Linkexpress Replication optionV5.0L27 導入運用ガイド

2.1.2 レプリケーション運用のためのセットアップ

レプリケーションの運用にあたっては、複写元システムと複写先システムで以下の手順によるセットアップが必要です。

  1. Symfoware Serverのセットアップ

  2. Linkexpressのセットアップ

  3. Linkexpress Replication optionのセットアップ

2.1.2.1 Symfoware Serverのセットアップ

Symfoware抽出レプリケーションのコマンド(lxrepから始まるコマンド)では、Symfoware Serverのコマンドを内部から実行しているものがあります。そのため、Symfoware抽出レプリケーションのコマンドを多重実行する場合、Symfoware ServerのRDB構成パラメタファイルで指定するRDBCNTNUMに、多重実行するSymfoware抽出レプリケーションのコマンド数を追加する必要があります。

追加する値(基礎値)は、1つのSymfoware抽出レプリケーションのコマンドに対し、1です。

参照

RDBCNTNUMの詳細は、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

2.1.2.2 Linkexpressのセットアップ

ここでは、Linkexpressのセットアップの方法について説明します。

Linkexpressのセットアップは以下の手順で行います。

  1. インストール

  2. TCP/IPの環境定義

  3. Linkexpressの環境定義

  4. DB連携機能の環境定義

2.1.2.2.1 インストール

Linkexpressのインストールの方法については、Linkexpressの“ソフトウェア説明書”を参照してください。

2.1.2.2.2 TCP/IPの環境定義

オープンサーバ間でのレプリケーション運用では、通信プロトコルにTCP/IPのFTP+プロトコルを使用します。

TCP/IPの環境定義の方法については、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。

2.1.2.2.3 Linkexpressの環境定義

Linkexpressの環境定義は以下の手順で行います。

  1. 動作環境定義

  2. ネットワーク定義

  3. サーバグループ定義

Linkexpressの環境定義については、“付録A Linkexpressの環境定義例”も併せて参照してください。

動作環境定義

動作環境定義は、Linkexpressの基礎的な動作規定に関する情報を定義します。動作環境定義の方法については、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。

ネットワーク定義

ネットワーク定義は、データ通信を行うための情報を定義します。

ネットワーク定義の方法については、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。

サーバグループ定義

サーバグループ定義は、サーバ間の運用情報のやり取りで使用されるセキュリティ情報を定義します。サーバグループ定義の方法については、“Linkexpress 導入ガイド”を参照してください。

2.1.2.2.4 DB連携機能の環境定義

LinkexpressのDB連携機能は、あるシステムのデータを他のシステム上のデータベースに展開(格納)する機能を提供します。Linkexpress Replication optionではLinkexpress のDB連携機能を使用してレプリケーション運用を行います。

DB連携機能の環境定義は以下の手順で行います。

  1. 環境変数の設定

  2. DB動作環境定義の作成

環境変数の設定

環境変数の設定方法については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

DB動作環境定義の作成

DB動作環境定義の作成方法については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

なお、レプリケーションを行う場合、DB動作環境定義のオペランドに関して、Linkexpress 運用ガイドに記載されたオペランド以外に、指定可能なものがあります。詳細は、後述の“レプリケーションに関するDB動作環境定義のオペランド”を参照してください。

DB動作環境定義については、以下の場所にサンプルを提供しています。セットアップ時の参考として使用してください。

参考

Linkexpress Replication optionでは、抽出処理時にも内部的にDB連携機能が動作します。このため、サンプルは、格納処理時と抽出処理時の2種類を提供しています。

複写先システムのDB動作環境定義

DIFFERENCE_APPLY_ERROR
[意味]

差分ログデータと複写先データベースのデータの不整合発生時のlxstrdbコマンドの動作を指定します。

[指定値]

EXIT:異常終了します(省略値)。

CONTINUE:代替レコード操作を行い、処理を継続します。

[推奨値]

複写元システムでSymfoware/RDBの緊急停止、または、オペレーティングシステムのダウンが発生した場合、レプリケーションで重複した差分ログが抽出される場合があります。このため、本オペランドには“CONTINUE”を指定してください。

[前提になるキーワードと指定値]

なし。

[関連するコマンド]

lxstrdbコマンド

TABLE_KEYCHK
[意味]

PRIMARY KEYで構成された複写先データベースに対するlxstrdbコマンドの動作を指定します。

[指定値]

YES:PRIMARY KEYで構成された表に対する抽出データの格納の場合、異常終了します(省略値)。

NO :PRIMARY KEYで構成された表に対する抽出データの格納の場合、処理を継続します。

[推奨値]

複写先データベースのPRIMARY KEYで構成される表に対してレプリケーションを行う場合は、“NO”を指定してください。

[前提になるキーワードと指定値]

なし。

[関連するコマンド]

lxstrdbコマンド

[備考]

本オペランドは、複写先データベースがSymfoware Server (Nativeインタフェース)の場合に指定できます。

PGS_VERSION
[意味]

複写先データベースであるSymfoware ServerまたはEnterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンを指定します。

[指定値]

95 : Symfoware Server(Postgres)またはEnterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが9.5の場合に指定します。なお、LinuxおよびWindowsの場合は、本指定値が省略値となります。

96 : Symfoware Server(Postgres)またはEnterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが9.6の場合に指定します。なお、Solarisの場合は、本指定値が省略値となります。

10 : Enterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが10の場合に指定します。

11 : Enterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが11の場合に指定します。

12 : Symfoware Server(Postgres)またはEnterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが12の場合に指定します。

13 : Enterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが13の場合に指定します。

14 : Symfoware Server(Postgres)またはEnterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが14の場合に指定します。

15 : Symfoware Server(Postgres)またはEnterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが15の場合に指定します。

16 : Enterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが16の場合に指定します。

17 : Enterprise PostgresがベースとするPostgreSQLのメジャーバージョンが17の場合に指定します。

本オペランドを省略した場合の意味は、DBサービス定義ファイルの出力データ形式に従います。詳細は、“Linkexpress運用ガイド”を参照してください。

複写先データベース

DBサービス定義の
出力データ形式

PGS_VERSIONの指定

Symfoware Server(Openインタフェース)

symfoware/pgs

指定できません

Symfoware Server(Postgres) V12.3
または
Enterprise Postgres 9.5

symfoware/pgs

指定できません(注)

enterprise/pgs

95を指定します

Linux/Windows Symfoware Server(Postgres) V12.4

enterprise/pgs

95を指定します

Solaris Symfoware Server(Postgres) V12.4以降

enterprise/pgs

96を指定します

Enterprise Postgres 9.6

enterprise/pgs

96を指定します

Enterprise Postgres 10

enterprise/pgs

10を指定します

Enterprise Postgres 11

enterprise/pgs

11を指定します

Linux/Windows Symfoware Server(Postgres) V12.4.1
または
Linux/Windows Symfoware Server(Postgres) V12.5
または
Linux/Windows Symfoware Server(Postgres) V12.6
または
Linux/Windows Symfoware Server(Postgres) Enterprise Edition V12.7
または
Linux/Windows Symfoware Server(Postgres) Standard Edition V12.7
または
Enterprise Postgres 12および12 SP1

enterprise/pgs

12を指定します

Enterprise Postgres 13および13 SP1

enterprise/pgs

13を指定します

Linux Symfoware Server(Postgres) Enterprise Extended Edition V12.7
または
Enterprise Postgres 14および14 SP1

enterprise/pgs

14を指定します

Symfoware Server(Postgres) V12.8
または
Symfoware Server(Postgres) V12.9
または
Enterprise Postgres 15、15 SP1および15 SP2

enterprise/pgs

15を指定します

Enterprise Postgres 16および16 SP1

enterprise/pgs

16を指定します

Symfoware Server(Postgres) V12.10
または
Enterprise Postgres 17および17 SP1

enterprise/pgs

17を指定します

注) NATIONAL CHARACTER VARYING型へのレプリケーションはできません。

[前提になるキーワードと指定値]

なし。

[関連するコマンド]

lxstrdbコマンド

複写元システムのDB動作環境定義

MESSAGE_LEVEL
[意味]

出力するメッセージの種類を指定します。

[指定値]

i: 情報、警告およびエラーメッセージを出力します(省略値)。

w: 警告およびエラーメッセージを出力します。

e: エラーメッセージだけ出力します。

[前提になるキーワードと指定値]

なし。

[関連するコマンド]

lxextdbコマンド、lxcmtdbコマンド

CHARACTER_OVERFLOW
[意味]

文字属性データの文字あふれ発生時の動作を指定します。

[指定値]

EXIT : 異常終了します(省略値)。

CONTINUE : あふれた文字列を切り捨て、処理を継続します。

[前提になるキーワードと指定値]

なし。

[関連するコマンド]

lxextdbコマンド

CHARACTER_CONVERT_ERROR
[意味]

文字属性データのコード変換エラー発生時の動作を指定します。

[指定値]

EXIT : 異常終了します(省略値)。

CONTINUE : ALTERNATE_CHARACTER1キーワードまたはUNICODE_ALTERNATE_CHARACTER1キーワードの指定値を代替値として採用し、処理を継続します。

[前提になるキーワードと指定値]

なし。

[関連するコマンド]

lxextdbコマンド

レプリケーションに関するDB動作環境定義のオペランド

グループ単位のレプリケーションに関するオペランド
LOCK_TARGET
[意味]

グループ単位のレプリケーションで、lxstrdbコマンドの複写先データベースの表に対する排他単位を指定します。

[指定値]

PAGE:ページ単位に排他処理を行います。

RECORD:行単位に排他処理を行います(省略値)。

[推奨値]

lxstrdbコマンドでは、1つのlxstrdbコマンドで受信ファイル内の差分ログすべてに対し、該当する複数の表ごとに差分ログの格納を行います。従って、複写元システムにおいて、データベースへのバッチ処理(大量データ更新など)をレプリケーションの対象にする場合は、本オペランドには“PAGE”を指定することを推奨します。

[前提になるキーワードと指定値]

なし。

[関連するコマンド]

lxstrdbコマンド

LOCK_LEVEL
[意味]

グループ単位のレプリケーションで、lxstrdbコマンドの排他の属性を独立性水準で指定します。独立性水準の詳細については、“Symfoware Server アプリケーション開発ガイド(埋込みSQL編)”を参照してください。

[指定値]

READ_COMMITTED:独立性水準としてREAD COMMITTEDを使用します。

REPEATABLE_READ:独立性水準としてREPEATABLE READを使用します。

SERIALIZABLE:独立性水準としてSERIALIZABLEを使用します(省略値)。

[前提になるキーワードと指定値]

LOCK_TARGETオペランドに“RECORD”を設定している場合に有効になります。

[関連するコマンド]

lxstrdbコマンド

RETRY_COUNT
[意味]

グループ単位のレプリケーションで、lxstrdbコマンドの排他エラーが発生した場合にリトライする回数を指定します。

[指定値]

リトライ回数を0~10の数値で指定します。

“0”を指定した場合、リトライを行いません。

指定を省略した場合は、“0”が採用されます。

[前提になるキーワードと指定値]

なし。

[関連するコマンド]

lxstrdbコマンド

[指定結果の例]

リトライオーバが発生した場合、DB14059を出力して異常終了します。

[備考]

本オペランドは、複写先データベースがOracleの場合にのみ使用できます。

RETRY_INTERVAL
[意味]

グループ単位のレプリケーションで、lxstrdbコマンドの排他エラーが発生した場合にリトライする間隔を秒単位で指定します。

[指定値]

リトライ間隔を1~60の数値で指定します。

指定を省略した場合は、“10”(秒)が採用されます。

[前提になるキーワードと指定値]

RETRY_COUNTオペランドに“1”以上の値を設定している場合に有効となります。

[関連するコマンド]

lxstrdbコマンド

[備考]

本オペランドは、複写先データベースがOracleの場合にのみ使用できます。

PREPARE_MAX
[意味]

グループ単位のレプリケーションで、lxstrdbコマンドが内部的に発行したSQL文を保持できる最大数を、複写先データベースの表の数で指定します。

[指定値]

1~512の数値で指定します。

指定を省略した場合は、“16”が採用されます。

DBサービス定義のREPLICAGROUP定義文のMEMBERオペランドで指定しているメンバ数以上の値を設定してください。

[前提になるキーワードと指定値]

なし。

[関連するコマンド]

lxstrdbコマンド

2.1.2.3 Linkexpress Replication optionのセットアップ

ここでは、Linkexpress Replication optionのセットアップの方法について説明します。

セットアップの手順は、複写元システムと複写先システムで異なります。

セットアップの手順を以下に示します。

複写元システム

複写先システム

1. インストール

1. インストール (注)

2. 動作環境ファイルの作成

3. トランザクションログファイルの作成

注)複写先システムがSymfoware Parallel Serverの場合は、複写先システムへのインストールは必要ありません。

2.1.2.3.1 インストール

Linkexpress Replication optionのインストールの方法については、 “インストールガイド”を参照してください。

2.1.2.3.2 環境変数の設定

Linkexpress Replication optionのSymfoware抽出レプリケーションを使用する場合には、複写元システムで以下の環境変数を設定してください。

  

注意

レプリケーションはRDBシステム単位に運用します。RDBシステムを認識するために、環境変数“RDBNAME”を指定する必要があります。マルチRDB運用を行っていない場合、“RDBNAME”は不要です。

Symfoware/RDBを運用するための環境変数が必要です。Symfoware/RDBを運用するために必要な環境変数については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

さらにLinkexpressを運用するための環境変数が必要です。Linkexpressの運用で必要な環境変数については、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。

環境変数LANGには、Symfoware/RDBのインストール時に指定したSymfoware/RDBのロケールを設定します。

2.1.2.3.3 動作環境ファイルの作成

Linkexpress Replication optionの動作環境ファイルには、Linkexpress Replication optionの動作条件や、Linkexpress Replication optionが管理するファイルの格納先などを指定します。

Linkexpress Replication optionをインストールすると、動作環境ファイルが作成されます。

  

動作環境ファイルは、上記のファイルを編集して作成します。
(各行の末尾には改行を必ず記述してください。)

動作環境ファイルを作成する手順は、インストール時に自動作成された動作環境ファイル“RDBSYS_rep.cfg”をコピーし、RDBシステムごとの動作環境ファイルを新規作成します。このときファイル名は、以下です。

以下に、マルチRDB運用でない場合とマルチRDB運用の場合との動作環境ファイルの状態を示します。

動作環境ファイルのオペランド

ここでは、動作環境ファイルに指定するオペランドについて説明します。

REPLICATION(レプリケーション運用の適用/不適用
REPLICATION = {ON|OFF}
[内容]

レプリケーション運用を行うか、行わないかを指定します。

[形式]

ON:レプリケーション運用を行う

OFF:レプリケーション運用を行わない

本オペランドを省略することはできません。

LOGMNGPATH(トランザクションログファイルの管理部の配置パス指定
LOGMNGPATH = トランザクションログファイルの管理部の格納ディレクトリパス名
[内容]

トランザクションログファイルの管理部を格納するディレクトリパス名を指定します。

トランザクションログファイルについては、“2.1.2.3.4 トランザクションログファイルの作成”を参照してください。

[形式]

任意のパス名を242バイト以内の絶対パス名で指定します。パス名に空白を含むことはできません。また、本オペランドを省略することはできません。

[備考]
  • WindowsWindowsの場合は、格納ディレクトリにはNTFSを指定してください。

  • SolarisLinuxSolarisまたはLinuxの場合は、格納ディレクトリにはUNIXファイルシステムを指定してください。

  • 指定するディレクトリパス名には、すでに存在するパスを指定してください。

  • マルチRDB運用の場合には、指定するパス名が他の動作環境ファイルでの記述と重ならないようにしてください。

  • 指定したディレクトリパスは、Symfoware/RDBの起動以降にも使用されます。

  • トランザクションログファイルの管理部の作成コマンド(lxreplogコマンド)の実行者は、指定したディレクトリパスに対してファイルを作成する権限が必要となります。

  • Symfoware/RDBの起動コマンドの実行者は、指定したディレクトリパスに対して書込みおよび読込みの権限が必要となります。

DEFMNGPATH(抽出定義管理ファイルの配置パス指定
DEFMNGPATH = 抽出定義管理ファイルの格納ディレクトリパス名
[内容]

抽出定義時に作成される管理ファイル(抽出定義管理ファイル)を格納するディレクトリパス名を指定します。

抽出定義については、“2.1.4 抽出定義”を参照してください。

[形式]

任意のパス名を205バイト以内の絶対パス名で指定します。パス名に空白を含むことはできません。また、本オペランドを省略することはできません。

[備考]
  • WindowsWindowsの場合は、格納ディレクトリにはNTFSを指定してください。

  • SolarisLinuxSolarisまたはLinuxの場合は、格納ディレクトリにはUNIXファイルシステムを指定してください。

  • 指定するディレクトリパス名には、すでに存在するパスを指定してください。

  • 指定したディレクトリパスは、Symfoware/RDBの起動以降にも使用されます。

  • 抽出定義コマンド(lxrepcreコマンド)の実行者は、指定したパスに対してファイルを作成する権限が必要となります。

  • Symfoware/RDBの起動コマンドの実行者は、指定したディレクトリパスに対して書込みおよび読込みの権限が必要となります。

SYSTRACE(レプリケーション内部トレースの取得の適用/不適用
SYSTRACE = {ON|OFF}
[内容]

レプリケーション内部トレースを取得するか、取得しないかを指定します。

[形式]

ON:レプリケーション内部トレースの取得を行う

OFF:レプリケーション内部トレースの取得を行わない

本オペランドを省略した場合は、レプリケーション内部トレースを取得します。

レプリケーション内部トレースファイル名は、“LXREPSYSTRC.DAT”で、サイズは10Mバイトです。

10Mバイトに達した場合は、ファイル名を“LXREPSYSTRC.OLD”に置き換え2世代まで作成します。

[推奨]

トラブル発生時における調査で必要な情報ですので、内部トレースの取得を行うことを推奨します。

[備考]

本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

SYSTRACE_PATH(レプリケーション内部トレースファイルの配置パス指定
SYSTRACE_PATH = レプリケーション内部トレースファイルの格納ディレクトリパス名
[内容]

レプリケーション内部トレースファイルを格納するディレクトリパス名を指定します。

[形式]

任意のパス名を205バイト以内の絶対パス名で指定します。パス名に空白を含むことはできません。

本オペランドを省略した場合、レプリケーション内部トレースファイルは、抽出定義管理ファイルと同じ格納ディレクトリに作成されます。

[備考]
  • 格納ディレクトリにはUNIXファイルシステムを指定してください。

  • 指定するディレクトリパス名には、すでに存在するパスを指定してください。

  • 指定したディレクトリパスは、Symfoware/RDBの起動以降にも使用されます。

  • 抽出定義コマンド(lxrepcreコマンド)の実行者は、指定したパスに対してファイルを作成する権限が必要となります。

  • Symfoware/RDBの起動コマンドの実行者は、指定したディレクトリパスに対して書込みおよび読込みの権限が必要となります。

  • 本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。  

REP_TRFW_BUFF_NUM(トランザクションログファイルへの書き込みバッファの指定
REP_TRFW_BUFF_NUM = バッファ枚数
[内容]

トランザクションログファイルへの書き込みバッファの枚数を指定します。

[形式]

指定できるバッファの枚数は、200から20000です。

1枚のバッファサイズは、512バイトです。

本オペランドを省略した場合、600枚のバッファを作成します。

[備考]
  • チューニング方法については、“システム設計ガイド”の“レプリケーションのチューニングについて”を参照してください。

  • 本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

REP_DLF_WRITE_MODE(差分ログ処理単位の指定
REP_DLF_WRITE_MODE = { SINGLE | MULTI }
[内容]

トランザクションログファイルから差分ログファイルへ差分データを書き込む処理単位を、単一トランザクションごとに行うか、複数トランザクションごとに行うか指定します。

[形式]

SINGLE:単一トランザクションごとに差分ログファイルへの差分データの書き込み処理を行います。

MULTI:複数トランザクションごとに差分ログファイルへの差分データの書き込み処理を行います。

本オペランドを省略した場合、“SINGLE”が採用されます。

[備考]
  • チューニング方法については、“システム設計ガイド”の“レプリケーションのチューニングについて”を参照してください。

  • 本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

REP_DLF_SYNC_PNUM(差分ログファイルの書き込み保証処理の並列化の指定
REP_DLF_SYNC_PNUM =差分ログファイルの書き込み保証処理の並列数
[内容]

差分ログファイルの書き込み保証処理の並列数を指定します。

[形式]

指定できる差分ログファイルの書き込み保証処理の並列数は、1から100です。

本オペランドを省略した場合、1を採用します。

[備考]
  • チューニング方法については、“システム設計ガイド”の“レプリケーションのチューニングについて”を参照してください。

  • 本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

REP_RELLOG_RATE(有効ログ範囲の指定
REP_RELLOG_RATE = トランザクションログファイルの容量に対する有効ログ範囲の割合
[内容]

許容可能な有効ログ範囲を、トランザクションログファイルの容量に対する割合で指定します。

有効ログ範囲が、本オペランドで指定した値に達すると、その値を下回るまで差分ログファイルの書き込み処理完了ごとに、強制的に有効ログ範囲を最新化します。

[形式]

指定できるトランザクションログファイルの容量に対する有効ログ範囲の割合は、1から99です。

単位は、パーセントです。

本オペランドを省略した場合、85を採用します。

[備考]
  • チューニング方法については、“システム設計ガイド”の“レプリケーションのチューニングについて”を参照してください。

  • 本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

REP_TRF_INH_CLOG(トランザクションログファイル閉塞時の差分ログ取得停止
REP_TRF_INH_CLOG = { YES | NO }
[内容]

トランザクションログファイルが閉塞した場合の利用者プログラムの動作を指定します。

[形式]

YES:トランザクションログファイルが閉塞状態の場合、差分ログ取得対象となるSQL文はエラーとなります。

NO :トランザクションログファイルが閉塞状態の場合、新たに発生したトランザクションについては、差分ログの取得を行わずにSQL文の処理を継続します。

本オペランドを省略した場合、“YES”が採用されます。

[備考]
  • チューニング方法については、“システム設計ガイド”の“レプリケーションのチューニングについて”を参照してください。

  • 本オペランドにNOを指定した場合、トランザクションログファイルが閉塞した以降に発生したトランザクションは差分ログの取得対象外となります。このため、閉塞した時点で実行中のトランザクションはエラー発生後にリトライすることで処理を継続することが可能です。

  • 本オペランドにNOを指定し、利用者プログラム実行中にトランザクションログファイルの閉塞が発生した場合、Symfoware/RDBを再起動してもエラーにはなりませんが、トランザクションログファイルは閉塞状態になります。閉塞状態からの復旧は、“2.2.5.1.5 トランザクションログファイルの再作成(閉塞からのリカバリ)”を参照してください。

  • 本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

REP_TRF_COFF(差分ログ停止契機の指定
REP_TRF_COFF = トランザクションログファイルの使用率
[内容]

差分ログの取得停止契機をトランザクションログファイルの使用率で指定します。本指定により、トランザクションログファイルの使用率が指定値に達した場合、差分ログの取得が停止されお客様業務を継続することが可能となります。

[形式]

トランザクションログファイルのデータ部の割合を50~100(単位はパーセント)の範囲で指定します。トランザクションログファイルのデータ部の使用率が指定値に達した場合、それ以降に発生したトランザクションでの差分ログの取得を停止します。

本オペランドを省略した場合、差分ログの取得を停止しません。

差分ログの取得が停止されたかの確認は、以下のメッセージ番号で確認することができます。

メッセージ番号

出力先

qdg14178

コンソール
詳細については、“Symfoware Server セットアップガイド”を参照してください。

[備考]
  • チューニング方法については、“システム設計ガイド”の“レプリケーションのチューニングについて”を参照してください。

  • 本機能を利用して差分ログの取得を停止した場合は、複写元と複写先のデータベースの一致性を保証できなくなるため、運休日などを利用して、トランザクションログファイルの再作成および全複写機能による複写先データベースの再創成を実施してください。詳細は、2.2.5.1.7 トランザクションログファイルへの差分ログ停止後の再開を参照してください。

  • 本機能を利用した差分ログの取得停止は、lxrepenaコマンドまたはlxrepdisコマンドによる差分ログの取得開始状態には影響しません。

  • 本機能を利用して差分ログの取得を停止したことは、コンソールに出力されるメッセージまたはlxreplog コマンドで確認することができます。

  • 本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

REP_EACHCMT (複数のトランザクションをまとめる処理の抑止指定
REP_ EACHCMT = { ON| OFF }
[内容]

グループ単位のレプリケーションにおいて、複数のコミットログをまとめるか否かを指定します。

[形式]

ON:複写元データベースを更新するトランザクションに対応した数のコミットログを出力します。

OFF:複写元データベースを更新する複数のトランザクションを適切なタイミングで1つのコミットログにまとめて出力します。

本オペランドを省略した場合、“OFF”が採用されます。

[備考]
  • 本オペランドにONを指定した場合、OFFに比べてコミットログ数が多くなる可能性があるため、格納性能が低下する場合があります。

  • 本オペランドにOFFを指定した場合、複写元データベースの更新トランザクションの数より、コミットログの数が少なくなる場合があります。

  • 本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

IOERR_RETRY(ログファイルの一時的な入出力障害に対するリトライ機能)
IOERR_RETRY = { YES | NO }
[内容]

トランザクションログファイルまたは差分ログファイルへのアクセスにおいて入出力障害が一時的に発生した場合に、リトライ機能を使用するかどうかを指定します。

[形式]

YES:トランザクションログファイルまたは差分ログファイルへのアクセスにおいて入出力障害が一時的に発生した場合に、ログファイルのアクセスをリトライします。

NO:トランザクションログファイルまたは差分ログファイルへのアクセスにおいて入出力障害が一時的に発生した場合に、ログファイルのアクセスをリトライしません。

本オペランドを省略した場合は、“YES”が採用されます。

[備考]

本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

IOERR_RETRY_STARTUP_MODE(レプリケーション起動時におけるリトライ動作の指定)
IOERR_RETRY_STARTUP_MODE = { STOPRDB | STOPREP }
[内容]

以下の場合に、トランザクションログファイルまたは差分ログファイルへの一時的な入出力障害が発生し、これらのログファイルへのアクセスのリトライ中に回復しなかった場合の動作を指定します。

  • Symfoware/RDBの起動(レプリケーションの起動)

  • クラスタアプリケーションの起動

  • クラスタアプリケーションのクラスタ切り替え

[形式]

STOPRDB:Symfoware/RDBの起動を中止します。

STOPREP:レプリケーションの起動を中止し、Symfoware/RDBを起動します。Symfoware/RDBの起動後は、差分ログを取得することはできなくなります。

本オペランドを省略した場合は、“STOPRDB”が採用されます。

[備考]
  • 本オペランドは、IOERR_RETRYオペランドを省略した場合またはIOERR_RETRYオペランドに“YES”を指定した場合に指定することができます。

  • 本オペランドを指定した場合、IOERR_RETRY_CLUSTER_MODEオペランドを指定できません。

  • リトライによって回復しない場合の復旧手順は、“2.2.5.1 ログファイルの再作成とリカバリ”を参照してください。

[注意]

本オペランドに“STOPREP”を指定し、一時的な入出力障害に対するログファイルへのアクセスがリトライ中に回復しなかった場合、Symfoware/RDBは起動しますが、レプリケーションの起動は中止するため、Symfoware/RDBの起動後、以下に示すコマンドは実行できません。

  • lxreplog

  • lxrepprt

  • lxrepcre

  • lxrepdro

  • lxreppda

  • lxrepena

  • lxrepdis

IOERR_RETRY_CLUSTER_MODE(クラスタシステムにおけるリトライオーバ時の動作の指定)
IOERR_RETRY_CLUSTER_MODE = { REPINH | RDBDWN }
[内容]

クラスタシステムにおけるレプリケーション運用中において、トランザクションログファイルまたは差分ログファイルへの一時的な入出力障害が発生し、これらのログファイルへのアクセスのリトライ中に回復しなかった場合の動作を指定します。

[形式]

REPINH:トランザクションログファイルまたは差分ログファイルをアクセス禁止にします。なお、REP_TRF_INH_CLOGオペランドに“NO”を指定することで、SQL文の処理を継続することができます。

RDBDWN: Symfoware/RDBを強制停止します。Symfoware/RDBのサーバプロセスがクラスタシステムにおいて監視対象となっている場合は、クラスタ切り替えが発生します。クラスタ切り替え後、入出力障害が解消されれば、トランザクションログファイルまたは差分ログファイルは、アクセス禁止状態にはなりません。

本オペランドを省略した場合は、“REPINH”が採用されます。

[備考]
  • 本オペランドは、IOERR_RETRYオペランドを省略した場合またはIOERR_RETRYオペランドに“YES”を指定した場合に指定することができます。

  • 本オペランドを指定した場合、IOERR_RETRY_STARTUP_MODEオペランドを指定できません。

  • リトライによって回復しない場合の復旧手順は、“2.2.5.1 ログファイルの再作成とリカバリ”を参照してください。

[注意]

“RDBDWN”は、クラスタシステムにおけるレプリケーション運用中に、レプリケーション資源の一時的な入出力障害が発生し、これらのログファイルへのアクセスのリトライ中に回復しなかった場合に、クラスタシステムを切り替えてでもレプリケーション運用を継続したい場合にのみ指定してください。ホットスタンバイ運用以外で使用すると、Symfoware/RDBが強制停止され、業務に影響を与えます。

ALTER_DSI(ALTER DSI文の抑止指定)
ALTER_DSI = { ENABLE | DISABLE }
[内容]

レプリケーション対象の表のDSIに対する、ALTER DSI文を抑止するか、抑止しないかを指定します。

[形式]

ENABLE:レプリケーション対象の表のDSIに対するALTER DSI文を抑止しません。

DISABLE:レプリケーション対象の表のDSIに対するALTER DSI文を抑止します。

本オペランドを省略した場合は、“ENABLE“が採用されます。

[備考]

本オペランドを使用する場合の製品組合せは、“リリース情報”を参照してください。

TRFD_EVIDENCE(トランザクションログファイルの入出力証跡の採取)
TRFD_EVIDENCE = { NO | YES }
[内容]

トランザクションログファイルのデータ部に対する入出力の証跡を採取します。

[形式]

NO :トランザクションログファイルのデータ部に対する入出力の証跡を採取しません。
YES:トランザクションログファイルのデータ部に対する入出力の証跡を採取します。

本オペランドを省略した場合は、“NO”が採用されます。

[備考]

本オペランドに“YES”を指定した場合、以下の注意事項があります。

  • writeおよびreadのデータ連続性についての証跡をメモリ上に保持します。メモリはwriteおよびreadで約20メガバイトずつ、合計約40メガバイト取得します。

  • writeバッファのデータ連続性について異常を検出した場合はメッセージqdg14362eを出力し、データ連続性監査情報ファイルに調査情報を出力します。

  • データ連続性監査情報ファイルについては、“TRFD_EVIDENCE_PATH(データ連続性監査情報ファイルの配置パス)”を参照してください。

  • メッセージqdg14362e には、以下の情報を表示します。
    調査資料:データ連続性監査情報ファイルのパス名
    デフォルトは「(動作環境ファイルのオペランド“DEFMNGPATH”に指定した値)/(RDB システム名または“RDBII”)/LXTRFTRACE.DAT」です。
    詳細情報:“The writing buffer content of the transaction log file data field is not consecutive.”

TRFD_EVIDENCE_PATH(データ連続性監査情報ファイルの配置パス)
TRFD_EVIDENCE_PATH = ディレクトリパス名
[内容]

データ連続性監査情報ファイルを格納するディレクトリパス名を指定します。

[形式]

任意のパス名を205バイト以内の絶対パス名で指定します。パス名に空白を含むことはできません。

本オペランドを省略した場合、データ連続性監査情報ファイルは、抽出定義管理ファイルと同じ格納ディレクトリにファイル名“LXTRFTRACE.DAT”で作成します。ファイルのサイズは以下の式で計算した値になります。

ファイルサイズ 
= writeバッファサイズ + 4キロバイト

  writeバッファサイズ
    = REP_TRFW_BUFF_NUM(注)に指定した枚数 × 512バイト

注)REP_TRFW_BUFF_NUMの詳細については、“REP_TRFW_BUFF_NUM(トランザクションログファイルへの書き込みバッファの指定)”を参照してください。

[備考]
  • 本オペランドは、TRFD_EVIDENCEオペランドに“YES”を指定した場合に有効になります。

  • 本オペランドには、見積もり式で計算した容量以上の空きがあるディレクトリパスを指定してください。

  • 本オペランドに指定するディレクトリは、Symfoware Server管理者のユーザIDに対するアクセス権限を設定してください。

  • 最初に検出した異常の情報を採取します。

動作環境ファイルの更新について

レプリケーション運用中に以下のファイルの更新は行わないでください。

これらのファイルの更新は、以下の手順で行ってください。

なお、Linkexpress Replication optionの動作環境ファイルのオペランド“DEFMNGPATH”と“LOGMNGPATH”の指定値の変更手順は、2.2.5.1 ログファイルの再作成とリカバリ”を参照してください。

  1. 複写元システムのすべての利用者プログラムが実行中でないことを確認してください。実行中の場合は、利用者プログラムの終了を待ってから操作を始めてください。

  2. 複写元システムのすべてのレプリケーション業務が処理中でないことを確認します。処理中の場合は、業務の完了を待ってから操作を始めてください。

  3. 複写元システムのすべての一括差分複写業務を中止します。

  4. 複写元システムのすべての抽出定義に対して、差分ログの追出しを行います。

  5. Symfoware/RDBを停止します。

  6. ファイルの各種オペランドの指定値を変更します。

  7. Symfoware/RDBを起動します。

  8. 中止したレプリケーション業務を開始します。

  9. 利用者プログラムを開始します。

2.1.2.3.4 トランザクションログファイルの作成

トランザクションログファイルは、複写元システムで使用するログファイルであり、管理部、データ部およびインデックス部より構成されています。

トランザクションログファイルは、以下の手順で作成します。

  1. トランザクションログファイルの管理部の作成

  2. トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の作成

なお、マルチRDB運用の場合は、RDBシステムごとにトランザクションログファイルを作成する必要があります。

WindowsAdministratorでログインするか、Administratorsグループに属するユーザで、コマンドプロンプトの起動時に「管理者として実行」を選択し、トランザクションログファイルを作成します。

トランザクションログファイルの管理部の作成

トランザクションログファイルの管理部を作成するには、トランザクションログファイルの管理部の作成コマンド(lxreplogコマンド)を実行します。

説明

Linkexpress Replication optionの動作環境ファイルのLOGMNGPATHに指定したパス配下に、トランザクションログファイルの管理部を作成します。

操作方法

lxreplog  -I

参照

“コマンドリファレンス”の“lxreplogコマンド”(トランザクションログファイルの管理部の作成)

トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の作成

トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部を作成するには、トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の作成コマンド(lxreplogコマンド)を実行します。

説明

トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部を作成します。

操作方法

lxreplog  -G
          -s トランザクションログファイルのデータ部の格納パス名,[サイズ{K|M}]
         [-w 警告率]
         [-x トランザクションログファイルのインデックス部の格納パス名]

参照

“コマンドリファレンス”の“lxreplogコマンド”(トランザクションログファイルのデータ部、インデックス部の作成)