RERUNログの反映は、以下の処理から構成されており、RERUNログの取得処理、RERUNログの転送処理とは非同期で動作します。
RERUNログの抽出
RERUNログの反映
RERUNログの抽出
RERUNログの抽出では、複写先システムに転送されたRLC退避ファイルからRERUNログを抽出します。
この抽出したファイルを「RERUNログ抽出ファイル」と呼びます。RERUNログ抽出ファイルは、データベースにRERUNログを反映するために利用します。
RERUNログの抽出の際、1つのRERUNログ退避ファイル内でトランザクションが完結していないRERUNログは別ファイルに書き込み、一時的に保存します。
このファイルを「RERUNログ引継ぎファイル」と呼びます。
複写元システムでは、RERUNログのトランザクションをRLCファイルに書き込む途中で、RLC交替が行われる場合があります。この状態でRLC退避ファイルを作成し、複写先システムに転送すると、RLC退避ファイルからのRERUNログの抽出処理では、トランザクションの書き込みが途中までのRERUNログを、RERUNログ引継ぎファイルに一時的に保管します。
一時的にRERUNログ引継ぎファイルに保管されたRERUNログは、次のRERUNログの抽出時に利用します。
RERUNログの反映
作成されたRERUNログ抽出ファイルは、RERUNログの反映処理で、RERUNログ内のDSIの単位に複写先データベースに反映します。