HtmlConvとは、HTML文字列クラスのことです。
以下に、Javaクラス(HtmlConv)のメソッドを示します。
メソッド | 機能 |
---|---|
convVendorChar | Unicode文字列内のベンダ依存文字を変換 |
toSjisArray | シフトJIS文字列をシフトJIS文字列のbyte型配列に変換 |
toSjisString | Unicode文字列をシフトJIS文字列のStringに変換 |
記述形式
HtmlConv.convVendorChar(Unicode文字列,特殊文字の変換フラグ)
機能
Unicode文字列内のベンダ依存文字をブラウザで正しく表示されるように変換します。
パラメタの説明
Unicode文字列をjava.lang.String型で指定します。
必ず指定します。
特殊文字の変換フラグをboolean型で指定します。
true:特殊文字を文字参照に変換する false:特殊文字を文字参照に変換しない
必ず指定します。
復帰値
ベンダ依存文字が変換されたjava.lang.String型の文字列
使用例
ベンダ依存文字を含むUnicode文字列「売り上げ(1月~6月)」をブラウザで正しく表示されるように変換します。
HtmlConv.convVendorChar ("売り上げ(1月~6月)",true);
注意
ベンダ依存文字の例を示します。
「 ~ 」 「 ∥ 」 「 ¢ 」 「 £ 」 「 ¬ 」
記述形式
HtmlConv.toSjisArray(シフトJIS文字列)
機能
シフトJIS文字列をシフトJIS文字列のbyte型配列に変換します。
パラメタの説明
シフトJIS文字列をjava.lang.String型で指定します。
必ず指定します。
復帰値
シフトJIS文字列のbyte型配列
使用例
シフトJIS文字列「/eigyo/ABC.spl」をシフトJIS文字列のbyte型配列に変換します。
変数sjisstringにシフトJIS文字列「/eigyo/ABC.spl」を設定しておきます。
HtmlConv.toSjisArray(sjisstring);
記述形式
HtmlConv.toSjisString(Unicode文字列,特殊文字の変換フラグ)
機能
Unicode文字列をシフトJIS文字列のStringに変換します。
パラメタの説明
Unicode文字列をjava.lang.String型で指定します。
必ず指定します。
特殊文字の変換フラグをboolean型で指定します。
true:特殊文字を文字参照に変換する false:特殊文字を文字参照に変換しない
必ず指定します。
復帰値
java.lang.String型のシフトJIS文字列
使用例
Unicode文字列「/work/ABC.spl」をシフトJIS文字列に変換します。また、Unicode文字列に特殊文字が含まれていた場合は、特殊文字を文字参照に変換します。
変数unicodestringに、Unicode文字列「/work/ABC.spl」を設定しておきます。
HtmlConv.toSjisString(unicodestring,true);