Interstage Application Server V13では、PCMIサービス起動時に起動するGlassFish Serverインスタンスは、PCMIサービスの「出口機能定義ファイル」で明示的に指定します。Web連携機能をOS起動後に自動起動させる設定を行うには、出口機能定義ファイルをGlassFish 5の運用資産格納ディレクトリに格納する必要があります。OS起動時にWeb連携機能を自動起動するための出口機能定義ファイルのひな形が用意されています。
参考
GlassFish 5の運用資産格納ディレクトリは、Interstage Application Serverインストール時に設定したディレクトリのことです。
出口機能定義ファイルのひな型を、GlassFish 5の運用資産格納ディレクトリに複写します。
複写元:/opt/FJSVlw-gw/sample
複写するひな型ファイル名:pcmi.properties
複写先:[GlassFish 5の運用資産格納ディレクトリ]/pcmi/adapter
“2.12.7 Web連携の起動/停止スクリプトの作成”で作成した起動スクリプトを、以下のディレクトリに複写します。
複写先:[GlassFish 5の運用資産管理ディレクトリ]/pcmi/adapter
手順1で複写した出口機能定義ファイルのひな型をテキストエディタなどで編集します。以下の下線部に、手順2で複写した起動スクリプトのファイル名を設定します。
pcmi.adapter.start=lw-cl8start.sh
pcmi.adapter.start.ignore-failure=true