ファイル名:web.xml
格納場所 :「/opt/FJSVlw-gw/app/WEB-INF」ディレクトリ配下
Webアプリケーション環境定義ファイルのエンコードにはUTF-8が指定されています。Webアプリケーション環境定義ファイルを編集する際は、UTF-8で記述してください。
注意
古いバージョンの環境設定を引き続き有効にしたい場合は、インストールをする前に退避した古いバージョンのWebアプリケーション環境定義ファイルをもとに、インストールされたWebアプリケーション環境定義ファイルを再編集してください。
Webアプリケーション環境定義ファイルの内容
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <!DOCTYPE web-app PUBLIC "-//Sun Microsystems, Inc.//DTD Web Application 2.3//EN" "http://java.sun.com/dtd/web-app_2_3.dtd"> <web-app> <display-name>listworks</display-name> <context-param> <param-name>login.auth.method</param-name> <param-value>form</param-value> </context-param> <context-param> <param-name>webplugin.default</param-name> <param-value>false</param-value> ← (注1)(注3) </context-param> <context-param> <param-name>webplugin.isdownload</param-name> <param-value>false</param-value> ← (注2)(注3) </context-param> <context-param> <param-name>web.fujitsu.brand</param-name> <param-value>true</param-value> </context-param> <context-param> <param-name>window.style.sdi</param-name> <param-value>false</param-value> </context-param> <servlet> <servlet-name>ListGateway</servlet-name> <servlet-class>com.fujitsu.systemwalker.listworks.gateway.app.ListGateway</servlet-class> <init-param> <param-name>app.path</param-name> <param-value>/opt/FJSVlw-gw</param-value> </init-param> <init-param> <param-name>session.maxuser</param-name> <param-value>50</param-value> ←(注4) </init-param> </servlet> <servlet-mapping> <servlet-name>ListGateway</servlet-name> <url-pattern>/servlet/ListGateway</url-pattern> </servlet-mapping> <welcome-file-list> <welcome-file> jsp/login.jsp </welcome-file> <welcome-file> index.html </welcome-file> </welcome-file-list> </web-app>
帳票表示画面の方式を指定します。trueまたはfalseで指定します。
true:帳票表示画面に「Webプラグイン」を使用する
false:帳票表示画面に「ActiveX Control」を使用する
帳票表示画面に「Webプラグイン」を使用する場合に、ダウンロードボタンを表示するか否かを指定します。
true:ダウンロードボタンを表示する
false:ダウンロードボタンを表示しない
注1でfalseを設定した場合、注2は必ずfalseを設定します。
1コンテナあたりの利用者数(セション数)を指定します。
帳票表示・印刷画面の方式に「ActiveX コントロール」を使用する場合の推奨値は、50です。
帳票表示・印刷画面の方式に「Webプラグイン」を使用する場合の推奨値は、100です。
いずれの場合も、省略した場合の値は、50です。1~500までの数値を指定できます。
「1コンテナあたりの利用者数(セション数)×コンテナ数」が、ListGatewayに同時に接続できる利用者数(セション数)になります。
同時に接続できる利用者数(セション数)は、以下の総数になります。
Web ゲートウェイサーバ経由でリスト管理サーバに接続できる利用者数(セション数)
リスト管理サーバにログインしている状態で【ログアウト】ボタンをクリックしないで、Webブラウザのタイトルバーの【×(閉じる)】ボタン、または【ファイル】メニューの【閉じる】からWebブラウザを閉じてしまった利用者数
【ログアウト】ボタンのクリック以外の方法でWebブラウザを閉じた場合、有効時間が切れるまでセションが保持されます。有効時間が切れるまでは、同時接続している利用者数(セション数)とみなします。
1コンテナあたりの利用者数(セション数)を指定する上での注意事項は、以下のとおりです。
Webゲートウェイサーバ経由でリスト管理サーバに同時に接続できる利用者数(セション数)は、最大500人です。
Webゲートウェイサーバ経由でリスト管理サーバに帳票一覧を表示、帳票の表示/印刷などの処理を同時に依頼できる利用者数(セション数)は、最大50人です。
50ユーザがリスト管理サーバに帳票一覧を表示、帳票の表示/印刷などの処理を同時に依頼する場合は、1コンテナあたりの利用者数(セション数)に100を指定し、1コンテナを目安にしてください。
100ユーザがリスト管理サーバに帳票一覧を表示、帳票の表示/印刷などの処理を同時に依頼する場合は、1コンテナあたりの利用者数(セション数)に100を指定し、2コンテナを目安にしてください。
なお、Webプラグイン版Webクライアントを利用する場合、Webプラグインの1ログインセションからの帳票表示や印刷の同時実行数に2以上を指定するときは、利用者数(セション数)に、上記の値に“ユーザ数×(同時実行数-1)”を上乗せした値を指定してください。
例:
50ユーザ、同時実行数が2の場合: 50×1= 50を上乗せし、150を指定
50ユーザ、同時実行数が3の場合: 50×2=100を上乗せし、200を指定
100ユーザ、同時実行数が2の場合:100×1=100を上乗せし、200を指定
100ユーザ、同時実行数が3の場合:100×2=200を上乗せし、300を指定
同時実行数は、Web連携の環境設定ファイル(ListGateway.properties)のeveryone.keeplist.showで指定する値です。詳細は、“A.1 ListGateway”を参照してください。
マルチコンテナ機能は、リクエストを均等に振り分けて負荷分散します。各コンテナにおける処理中のリクエスト数と利用者数(セション数)は、必ずしも同じとは限らないため、場合によっては処理中のリクエスト数は一番少ないが接続している利用者数(セション数)が一番大きいコンテナへ振り分けてしまうことがあります。そのため、1コンテナあたりの利用者数(セション数)は、少しゆとりをもった数値を指定することを推奨します。