ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V11.0.0 環境構築手引書
FUJITSU Software

2.8.2 クラスタアプリケーションの再構築<クラスタ運用の場合>

クラスタ運用の場合に、“2.4.11 リソースの作成とクラスタアプリケーションの作成”で作成したクラスタアプリケーションにリソースを追加し、クラスタアプリケーションを再構築します。

2.8.2.1 RMSの停止

全ノードのRMSを停止します。

RMSの停止は、PRIMECLUSTER「Web Based Admin View」の「Global Cluster Services」を利用して行います。

RMSの停止の詳細については、“PRIMECLUSTERのマニュアル”を参照してください。

2.8.2.2 リソースの追加

クラスタアプリケーションに追加する、Cmdlineリソースを作成します。

Cmdlineリソースの作成は、PRIMECLUSTERの「RMS Wizard」を利用して行います。Cmdlineリソースには、List Worksの状態遷移プロシジャを設定します。

スクリプト

指定方法

STARTスクリプト

/etc/opt/FJSVlw-sv/lwproc.sh START

STOPスクリプト

/etc/opt/FJSVlw-sv/lwproc.sh STOP

CHECKスクリプト

/etc/opt/FJSVlw-sv/lwproc.sh CHECK

リソースを作成した後に、クラスタアプリケーションを作成します。

クラスタアプリケーションの作成は、PRIMECLUSTERの「RMS Wizard」を利用して行います。

注意

List Works用の状態遷移プロシジャを登録する前に、リスト管理サーバの環境に合わせて、以下のファイルを編集する必要があります。

 /etc/opt/FJSVlw-sv/lwproc.sh

ファイルの編集箇所については、上記ファイルをテキストエディタなどで表示し、コメントの記述を確認してください。

リソース、およびクラスタアプリケーションの作成の詳細については、“PRIMECLUSTERのマニュアル”を参照してください。

2.8.2.3 クラスタアプリケーションの起動

クラスタアプリケーションの起動を行います。

クラスタアプリケーションの起動については、“2.4.12 クラスタアプリケーションの起動”を参照してください。