(1) RDB構成パラメタファイルの複写
List WorksのインストールディレクトリにあるRDB構成パラメタファイルを複写します。
複写元:/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/LWDB.cfg
複写先:/opt/FJSVrdb2b/etc/LWDB.cfg
注意
RDB構成パラメタファイルは、RDBの動作環境を区別するため、「RDBシステム名.cfg」とします。List Worksは、RDBシステム名に「LWDB」を使用しますが、“2.4.3 環境変数の設定”において、RDBNAMEに「LWDB」以外を設定した場合は、「LWDB.cfg」から「RDBNAMEに設定したRDBシステム名.cfg」に変更する必要があります。
(2) RDB構成パラメタファイルの編集
複写したLWDB.cfgファイルを編集します。
########################################################################### # RDBディレクトリファイル(非クラスタ運用の場合) RDBDIRSPACE1 = /var/opt/FJSVlw-sv/symfo/rdbdir RDBDIRSPACE2 = /var/opt/FJSVlw-sv/symfo/rdbdir # RDBディレクトリファイル(クラスタ運用の場合) #RDBDIRSPACE = /dev_lwdb/raw? ←(注1) # RDBLOG = 512, 512 RDBEXTMEM = 42610 RDBCNTNUM = 712 RDBPRJCODE = 0xdb RDBSYSBUF = /var/opt/FJSVlw-sv/symfo RDBSQLENV = /opt/FJSVrdb2b/etc/lwfssqlenv RDBDBSNUM = 32 RDBNETDBSNUM = 32 RDBSYSTEMID = 25 ←(注2) RDBLOGMANAGE = /dev_lwdb/raw? ←(注3) # #↓RDBCORE,RDBREPORT,RDBPMについて ←(注4) # クラスタ運用の場合、ローカルディスク上のディレクトリを指定してください RDBCORE = /var/opt/FJSVlw-sv/symfo/core RDBREPORT = /var/opt/FJSVlw-sv/symfo/core RDBPM = /var/opt/FJSVlw-sv/symfo/rdbpm
#
以下の作業を行います。
RDBDIRSPACEの先頭の#を削除します。
RDBディレクトリファイルの配置先であるローデバイスを指定します。運用系ノードと待機系ノードでは、同じローデバイス名を指定してください。
RDBDIRSPACE1、RDBDIRSPACE2の記述行を削除します。
List Worksのデータベース以外で、このシステムIDを使用している場合は、1~31の間で使用していないIDに変更します。
ログ管理ファイルの配置先であるローデバイスを指定します。
RDBLOGMANAGE=/dev_lwdb/raw?
異常終了時のコアダンプ、メッセージログファイルおよびパフォマンスデータ格納ファイルの出力先のローカルディレクトリを指定します。
RDBCORE=/var/opt/FJSVlw-sv/symfo/core RDBREPORT=/var/opt/FJSVlw-sv/symfo/core RDBPM=/var/opt/FJSVlw-sv/symfo/rdbpm
(3) ディレクトリの作成
RDBCORE、RDBREPORT、RDBPMに指定したディレクトリを作成します。
# mkdir -p /var/opt/FJSVlw-sv/symfo/core # mkdir -p /var/opt/FJSVlw-sv/symfo/rdbpm
(4) デフォルトバッファプールの定義ファイルを複写および編集
RDBSYSBUFで指定するデフォルトバッファプールを定義するファイルを複写します。
複写元:/opt/FJSVlw-sv/dbsetup/symfo/rdbbuf
複写先:/var/opt/FJSVlw-sv/symfo/rdbbuf
必要な共用バッファ数を計算式で算出し、rdbbufファイルをテキストエディタで開いて編集します。
1フォルダあたりに保管する最大帳票数 ÷ 8 × 同時ログイン数
上記で算出した値に応じて、BUFFER8Kに以下のどれかの値を設定します。
算出した値 ≦ 4317 の場合
4317を設定
4317 < 算出した値 < 262143 の場合
算出した値を設定
262143 ≦ 算出した値の場合
262143を設定