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Interstage List Works V11.0.0 環境構築手引書
FUJITSU Software

2.4.2 カーネルパラメタの編集

データベースを使用するに当たり、Linuxのカーネルパラメタを編集する必要があります。以下の手順で編集します。

(1) カーネルパラメタの編集

「/etc/sysctl.conf」ファイルを編集し、カーネルパラメタ値を変更します。

パラメタ名

必要数

扱い

kernel.shmmax

24117248

最大値

kernel.shmall

6912

加算

kernel.shmmni

1015

加算

kernel.sem

(*1)

kernel.msgmax

128

最大値

kernel.msgmnb

4096

最大値

kernel.msgmni

4

加算

最大値:すでに設定されている値と比較して、大きいほうの値を設定してください。

加算:すでに設定されている値に、必要数を加算した値を設定してください。

*1:

以下の形式で指定します。

kernel.sem = para1 para2 para3 para4

para1 para2 para3 para4に下表の値を設定してください。

パラメタ名

必要数

扱い

para1

80

最大値

para2

2038

加算

para3

変更する必要はありません。

para4

604

加算

現在設定されているカーネルパラメタ値は、sysctlコマンドで確認できます。

# /sbin/sysctl -a

(2) Linuxカーネルへの反映

以下のコマンドを実行、またはシステムを再起動して、カーネルパラメタ値の変更をLinuxカーネルへ反映させます。

# /sbin/sysctl -p /etc/sysctl.conf