帳票(PDFファイル)の登録時自動メール送信に関する帳票情報について説明します。
帳票種別 | サポート | 製品名またはコマンド名 | 指定方法 |
---|---|---|---|
NetCOBOL/MeFt帳票 | ○ | 電子帳票情報ファイル TOL-FLG | |
List Creator帳票 | ○ | List Creator | 電子帳票情報ファイル TOL-FLG |
× | 〃 | ||
× | List Creator デザイナ | ||
富士通ホスト帳票 | ○ | LISTVIEW | LVSVINF LV-DEF(LV-TOL-FLG)またはSPLRCV LV-DEF(LV-TOL-FLG) |
○ | List Works lvrcvlstコマンド | 情報連携ファイル LV-TOL-FLG |
帳票の登録時にメール送信する場合、メール送信の種別を指定します。
0:メールを送信しない
1:指定した場合は登録に失敗します
2:指定した場合は登録に失敗します
3:帳票をPDF形式に変換して、PDFファイルを送信する
省略した場合、サーバ動作環境ファイルの設定に従います。
例
TOL-FLG=3
帳票種別 | サポート | 製品名またはコマンド名 | 指定方法 |
---|---|---|---|
NetCOBOL/MeFt帳票 | ○ | 電子帳票情報ファイル MAIL-TO | |
List Creator帳票 | ○ | List Creator | 電子帳票情報ファイル MAIL-TO |
○ | 〃 | ||
○ | List Creator デザイナ | 帳票業務情報 | |
富士通ホスト帳票 | ○ | LISTVIEW | LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL-TO) |
○ | List Works lvrcvlstコマンド | 情報連携ファイル LV-MAIL-TO |
送信先メールアドレスを、「MAIL-TO=」、「LV-MAIL-TO=」を含め256バイト以内で指定します。「メール送信の種別(TOL-FLG / LV-TOL-FLG)」で3を指定した場合の必須項目です。
送信先メールアドレスに指定できる文字は、半角英数字、「.」、「-」、「_」です。複数の送信先を指定する場合は、「,」で区切って記述します。
メールを暗号化する場合、メールアドレスに続けて、List Creatorの証明書管理環境に登録されている、証明書のニックネームを指定する必要があります。
参照
詳細は、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。
ニックネームを指定する場合、指定できるメールアドレスは1つだけです。「送信先メールアドレス(CC)(MAIL-CC)」および「送信先メールアドレス(BCC)(MAIL-BCC」を同時に指定することはできません。
256バイトを超えて指定した場合にはエラーになります。
例
MAIL-TO=m-address<nickname>
MAIL-TO=m-address,m-address2 (斜体字部分にはメールアドレスが入ります)
帳票種別 | サポート | 製品名またはコマンド名 | 指定方法 |
---|---|---|---|
NetCOBOL/MeFt帳票 | ○ | 電子帳票情報ファイル MAIL-CC | |
List Creator帳票 | ○ | List Creator | 電子帳票情報ファイル MAIL-CC |
× | 〃 | ||
× | List Creator デザイナ | ||
富士通ホスト帳票 | ○ | LISTVIEW | LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL-CC) |
○ | List Works lvrcvlstコマンド | 情報連携ファイル LV-MAIL-CC |
送信先メールアドレス(CC)を、「MAIL-CC=」、「LV-MAIL-CC=」を含め256バイト以内で指定します。「メール送信の種別(TOL-FLG / LV-TOL-FLG)」で3を指定した場合、有効となります。
送信先メールアドレス(CC)に指定できる文字は、半角英数字、「.」、「-」、「_」です。複数の送信先を指定する場合は、「,」で区切って記述します。
ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合、ニックネームは無視され、暗号化もされません。
例
MAIL-CC=m-address
MAIL-CC=m-address,m-address2(斜体字部分にはメールアドレスが入ります)
帳票種別 | サポート | 製品名またはコマンド名 | 指定方法 |
---|---|---|---|
NetCOBOL/MeFt帳票 | ○ | 電子帳票情報ファイル MAIL-BCC | |
List Creator帳票 | ○ | List Creator | 電子帳票情報ファイル MAIL-BCC |
× | 〃 | ||
× | List Creator デザイナ | ||
富士通ホスト帳票 | ○ | LISTVIEW | LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL-BCC) |
○ | List Works lvrcvlstコマンド | 情報連携ファイル LV-MAIL-BCC |
送信先メールアドレス(BCC)を、「MAIL-BCC=」、「LV-MAIL-BCC=」を含め256バイト以内で指定します。「メール送信の種別(TOL-FLG / LV-TOL-FLG)」で3を指定した場合、有効となります。
送信先メールアドレス(BCC)に指定できる文字は、半角英数字、「.」、「-」、「_」です。複数の送信先を指定する場合は、「,」で区切って記述します。
ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合、ニックネームは無視され、暗号化もされません。
例
MAIL-BCC=m-address
MAIL-BCC=m-address,m-address2(斜体字部分にはメールアドレスが入ります)
帳票種別 | サポート | 製品名またはコマンド名 | 指定方法 |
---|---|---|---|
NetCOBOL/MeFt帳票 | ○ | 電子帳票情報ファイル | |
List Creator帳票 | ○ | List Creator | 電子帳票情報ファイル |
× | 〃 | ||
× | List Creator デザイナ | ||
富士通ホスト帳票 | ○ | LISTVIEW | LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL-TEMPLATE-nnn) |
○ | List Works lvrcvlstコマンド | 情報連携ファイル |
テンプレートファイル(メール配信時のメールヘッダ、およびメール本文)への入力値を、以下の書式で指定します。
MAIL-TEMPLATE-nnn=「変数名」:「変数への入力値」
nnn:001~999までの一意の数字
「メール送信の種別(TOL-FLG / LV-TOL-FLG)」で3を指定した場合、有効となります。
例
List Creator Enterprise Editionのテンプレートファイルに「subject」、「toname」、「msg」という変数を定義した場合は、以下のように設定します。
MAIL-TEMPLATE-001=subject:タイトル
MAIL-TEMPLATE-002=toname:帳票太郎
MAIL-TEMPLATE-003=msg:該当する帳票を
MAIL-TEMPLATE-004=msg:PDF形式で送付します。
上記例の変数「msg」のように、同一の「変数名」に対し、続けて文字列を設定した場合、その前に設定した文字列との間に改行を入れることができます。
1つのキーで指定できるテンプレートファイルへの入力値は、「MAIL-TEMPLATE-nnn=」を含めて256バイトまでです。半角英数字および半角記号は256文字、半角カタカナおよび全角文字は128文字まで指定できます。
List Creator Enterprise Editionのテンプレートファイルに設定する変数名には、英小文字および数字だけが利用可能です。
参照
テンプレートファイルについては、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。
注意
メールのタイトルおよび本文に半角カタカナを使用しないでください。半角カタカナは文字化けします。