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Interstage List Works V11.0.0 運用手引書
FUJITSU Software

8.2.4 登録時メール送信

帳票(PDFファイル)の登録時自動メール送信に関する帳票情報について説明します。

8.2.4.1 メール送信の種別

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル TOL-FLG

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル TOL-FLG

×


prprintコマンド -lwmailオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-TOL-FLG)またはSPLRCV LV-DEF(LV-TOL-FLG)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-TOL-FLG

帳票の登録時にメール送信する場合、メール送信の種別を指定します。

0:メールを送信しない

1:指定した場合は登録に失敗します

2:指定した場合は登録に失敗します

3:帳票をPDF形式に変換して、PDFファイルを送信する

省略した場合、サーバ動作環境ファイルの設定に従います。

TOL-FLG=3

8.2.4.2 送信先メールアドレス(TO)

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル MAIL-TO

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル MAIL-TO


prprintコマンド -lwmailcvオプション

List Creator デザイナ

帳票業務情報

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL-TO)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-MAIL-TO

送信先メールアドレスを、「MAIL-TO=」、「LV-MAIL-TO=」を含め256バイト以内で指定します。「メール送信の種別(TOL-FLG / LV-TOL-FLG)」で3を指定した場合の必須項目です。

送信先メールアドレスに指定できる文字は、半角英数字、「.」、「-」、「_」です。複数の送信先を指定する場合は、「,」で区切って記述します。

メールを暗号化する場合、メールアドレスに続けて、List Creatorの証明書管理環境に登録されている、証明書のニックネームを指定する必要があります。

参照

詳細は、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。

ニックネームを指定する場合、指定できるメールアドレスは1つだけです。「送信先メールアドレス(CC)(MAIL-CC)」および「送信先メールアドレス(BCC)(MAIL-BCC」を同時に指定することはできません。

256バイトを超えて指定した場合にはエラーになります。

MAIL-TO=m-address<nickname>

MAIL-TO=m-address,m-address2 (斜体字部分にはメールアドレスが入ります)

8.2.4.3 送信先メールアドレス(CC)

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル MAIL-CC

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル MAIL-CC

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL-CC)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-MAIL-CC

送信先メールアドレス(CC)を、「MAIL-CC=」、「LV-MAIL-CC=」を含め256バイト以内で指定します。「メール送信の種別(TOL-FLG / LV-TOL-FLG)」で3を指定した場合、有効となります。

送信先メールアドレス(CC)に指定できる文字は、半角英数字、「.」、「-」、「_」です。複数の送信先を指定する場合は、「,」で区切って記述します。

ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合、ニックネームは無視され、暗号化もされません。

MAIL-CC=m-address

MAIL-CC=m-address,m-address2(斜体字部分にはメールアドレスが入ります)

8.2.4.4 送信先メールアドレス(BCC)

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル MAIL-BCC

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル MAIL-BCC

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL-BCC)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル LV-MAIL-BCC

送信先メールアドレス(BCC)を、「MAIL-BCC=」、「LV-MAIL-BCC=」を含め256バイト以内で指定します。「メール送信の種別(TOL-FLG / LV-TOL-FLG)」で3を指定した場合、有効となります。

送信先メールアドレス(BCC)に指定できる文字は、半角英数字、「.」、「-」、「_」です。複数の送信先を指定する場合は、「,」で区切って記述します。

ニックネームを記述したメールアドレスを指定した場合、ニックネームは無視され、暗号化もされません。

MAIL-BCC=m-address

MAIL-BCC=m-address,m-address2(斜体字部分にはメールアドレスが入ります)

8.2.4.5 メッセージ

帳票種別

サポート
状況

製品名またはコマンド名

指定方法

NetCOBOL/MeFt帳票

電子帳票情報ファイル
MAIL-TEMPLATE-nnn

List Creator帳票

List Creator
prprintコマンド -in2オプション

電子帳票情報ファイル
MAIL-TEMPLATE-nnn

×


prprintコマンド 電子保存情報に関するオプション

×

List Creator デザイナ

富士通ホスト帳票

LISTVIEW

LVSVINF LV-DEF(LV-MAIL-TEMPLATE-nnn)

List Works lvrcvlstコマンド

情報連携ファイル
LV-MAIL-TEMPLATE-nnn

テンプレートファイル(メール配信時のメールヘッダ、およびメール本文)への入力値を、以下の書式で指定します。

  MAIL-TEMPLATE-nnn=「変数名」:「変数への入力値」
    nnn:001~999までの一意の数字

「メール送信の種別(TOL-FLG / LV-TOL-FLG)」で3を指定した場合、有効となります。

List Creator Enterprise Editionのテンプレートファイルに「subject」、「toname」、「msg」という変数を定義した場合は、以下のように設定します。

  • MAIL-TEMPLATE-001=subject:タイトル

  • MAIL-TEMPLATE-002=toname:帳票太郎

  • MAIL-TEMPLATE-003=msg:該当する帳票を

  • MAIL-TEMPLATE-004=msg:PDF形式で送付します。

上記例の変数「msg」のように、同一の「変数名」に対し、続けて文字列を設定した場合、その前に設定した文字列との間に改行を入れることができます。

1つのキーで指定できるテンプレートファイルへの入力値は、「MAIL-TEMPLATE-nnn=」を含めて256バイトまでです。半角英数字および半角記号は256文字、半角カタカナおよび全角文字は128文字まで指定できます。

List Creator Enterprise Editionのテンプレートファイルに設定する変数名には、英小文字および数字だけが利用可能です。

参照

テンプレートファイルについては、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。

注意

メールのタイトルおよび本文に半角カタカナを使用しないでください。半角カタカナは文字化けします。