外字を文字コードとして使用する場合は、List Worksクライアントに外字を登録して、リスト管理サーバに文字コード変換表を登録する必要があります。
外字を文字コードとして使用すると、ほかのアプリケーションと連携する場合にも、外字を正しく扱うことができます。
注意
各コンピュータの辞書に文字コードとして登録することができる文字数は、1880文字までです。1880文字を超えた文字は、イメージデータとして運用します。
イメージデータとして扱う文字は、表示・印刷はできますが、検索やほかのアプリケーションとの連携機能などに使用することはできません。
(1) 外字登録の流れ
(2) 外字をクライアントへ転送
外字を各クライアントに転送するには、Charset Managerを使用します。転送の流れを図で示します。
参照
Charset Managerの詳細な操作方法は、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
(3) 外字の転送手順
登録する外字の選定
登録文字数が1880文字を超える場合は、利用者定義文字とJEF拡張漢字を合わせて1880文字を選定します。
利用者定義文字の登録
利用者定義文字の登録は、以下の手順で操作します。
文字パターンマスタファイルからADJUSTを使用して転送形式に変換後、ファイル転送アプリケーション、または、Charset Managerを使用して、外字管理用パソコンに転送します。
外字管理用パソコンのCharset Managerで文字コード変換表(JEF-SJISの変換表)を作成し、富士通ホストで作成した利用者定義文字をTrueTypeフォントに変換します。
TrueTypeフォントを転送形式に変換後に取り出し、各クライアントに転送し、Charset Managerを使用して登録します。
文字コード変換表を、List WorksサーバにインストールされているCharset Manager Agentの環境下に転送します。
参照
Charset Managerについての詳細は、“Charset Managerのマニュアル”を参照してください。
JEF拡張漢字をクライアントで利用するための準備
JEF拡張漢字をクライアントで利用するときは、以下の手順で操作します。
なお、JEF拡張漢字サポートがList Worksサーバと各クライアントにインストールされている必要があります。Charset ManagerにJEF拡張漢字サポートが含まれています。
List Worksサーバ上のCharset Managerで文字コード変換表を作成します。文字コード変換表の作成時に指定するシフトJISのタイプは、リスト管理サーバ環境に指定した設定文字コードにより以下のようになります。
シフトJIS(Depend on Converter)の場合
Charset Managerの標準コード変換の変換仕様で設定されているシフトJISのタイプで作成します。Charset Managerのインストール後のデフォルト値は、シフトJIS(MS)となっています。
シフトJIS(MS)の場合
シフトJIS(MS)で作成します。
文字コード変換表を各クライアントに転送し、Charset Managerを使用して登録します。
注意
JEF拡張漢字は移出/移入できませんので、注意してください。