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Interstage List Works V11.0.0 運用手引書
FUJITSU Software

7.3.1 外字をイメージデータとして使用する方法

外字をイメージデータとして使用する場合は、リスト管理サーバに外字を文字パターンとして登録する必要があります。リスト管理サーバに文字パターンを登録しておくと、印刷データの登録時に、List Worksがリスト管理サーバの辞書から文字パターンを取り出し、イメージ(ビットマップ)化します。これにより、クライアントでの表示・印刷が可能になります。

注意

イメージデータとして使用する外字は、データの検索やほかのアプリケーションとの連携機能などで使用することはできません。

イメージデータとして扱われる外字は、利用者定義文字です。

利用者定義文字を富士通ホストから転送するには、ADJUST、ファイル転送アプリケーションを使用します。

利用者定義文字の登録には、Charset Managerを使用します。

参照

各ソフトウェアの詳細については、各ソフトウェアのマニュアルを参照してください。

以下の手順で転送および登録をします。

[登録手順]

  1. ファイル転送アプリケーションで転送する印刷資源の格納先ディレクトリを、List Worksのサーバ動作環境ファイルに設定して、lvsetenvコマンドで登録します。

    参照

    サーバ動作環境ファイルの設定については、“環境構築手引書”を参照してください。

    lvsetenvコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。

  2. ADJUSTのユーティリティを使用して、富士通ホスト上のJEF基本辞書から、利用者定義文字を転送形式に変換して、転送ファイルに格納します。

  3. ファイル転送アプリケーションを使用して、転送ファイルをList Worksサーバに転送します。

  4. 転送されてきた外字は、Charset Managerが管理するVSPフォントに格納します。

注意

Charset ManagerのVSPフォントに格納して、List Worksで利用することができる外字のサイズは32×32です。