ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works V11.0.0 運用手引書
FUJITSU Software

3.6.9 実行履歴の改ざん有無の確認

実行履歴に改ざんされた形跡がないかどうかを、コマンドで確認することができます。これにより、実行履歴に対する改ざんを抑止できます。

実行履歴の改ざん検知を行うかどうかを、サーバ動作環境ファイルで設定します。ログの改ざん検知が有効になっている場合、lvchklogコマンドで改ざん有無の確認を行うことができます。

参照

サーバ動作環境ファイルについては、“環境構築手引書”を参照してください。

lvchklogコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。

注意

  • ログの改ざん検知の有効/無効を切り替えた後、List Worksサービスを再起動すると、実行履歴の世代が更新されます。古い世代の実行履歴が削除される場合があります。必要に応じてバックアップをとってください。

  • ログの改ざん検知の有効/無効を切り替えた後、List Worksサービスを再起動した時間を記録しておいてください。記録した日付以降の、ログの改ざん検知が有効となった実行履歴に、チェックツールを使用してください。

  • 実行履歴を参照した際、絶対に保存しないでください。保存を行ったファイルに対して、コマンドでログの改ざん有無の確認を行った場合、実行履歴が改ざんされたと見なされる場合があります。