実行履歴に改ざんされた形跡がないかどうかを、コマンドで確認することができます。これにより、実行履歴に対する改ざんを抑止できます。
実行履歴の改ざん検知を行うかどうかを、サーバ動作環境ファイルで設定します。ログの改ざん検知が有効になっている場合、lvchklogコマンドで改ざん有無の確認を行うことができます。
参照
サーバ動作環境ファイルについては、“環境構築手引書”を参照してください。
lvchklogコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。
注意
ログの改ざん検知の有効/無効を切り替えた後、List Worksサービスを再起動すると、実行履歴の世代が更新されます。古い世代の実行履歴が削除される場合があります。必要に応じてバックアップをとってください。
ログの改ざん検知の有効/無効を切り替えた後、List Worksサービスを再起動した時間を記録しておいてください。記録した日付以降の、ログの改ざん検知が有効となった実行履歴に、チェックツールを使用してください。
実行履歴を参照した際、絶対に保存しないでください。保存を行ったファイルに対して、コマンドでログの改ざん有無の確認を行った場合、実行履歴が改ざんされたと見なされる場合があります。