帳票活用時に定型的な検索を大量に行う場合、抜き出し検索機能を利用できます。抜き出し検索とは、抜き出し検索範囲に対して、帳票のデータ(文字列)を高速に検索する機能のことです。
なお、List Worksクライアントにページを絞り込んで複写した帳票、ページを絞り込んでメール送信した帳票、およびマイ コンピュータで連結表示をした帳票に対しては、抜き出し検索を行うことはできません。
抜き出し検索の操作手順は、通常の検索と同じです。
ただし、あらかじめ、抜き出し検索範囲を設定して、そのあと、帳票の登録時にリスト管理サーバ上に抜き出し検索ファイルを作成しておく必要があります。
抜き出し検索ファイルは、帳票の登録時に、抜き出し検索ファイルの作成を指示することにより、抜き出し検索範囲の設定を元に作成されます。
参照
抜き出し検索の操作手順、および抜き出し検索範囲の設定方法については、“操作手引書 利用者編”を参照してください。
ポイント
抜き出し検索は、帳票の登録時に抜き出し検索ファイルを作成するため、設定情報は、次に登録された帳票から有効になります。
保管フォルダに登録されているList Works帳票から抜き出し検索ファイルを作成するには、lvcrtsrhコマンドを使用します。
参照
lvcrtsrhコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
以下の方法で、抜き出し検索ファイルの作成指示の設定ができます。
帳票出力時に帳票情報を設定(情報連携)
保管フォルダのプロパティに設定
複数箇所で設定した場合は、情報連携で設定した値が優先されます。
参照
保管フォルダのプロパティの設定については、“操作手引書 運用管理者編”、帳票出力時にアプリケーションで帳票情報を設定する方法については“3.1.2 帳票情報の付加”、設定する帳票情報については“第8章 帳票情報”を参照してください。