帳票情報は、以下の方法で設定して、帳票の登録時に付加することができます。
帳票出力時にアプリケーションで設定(帳票情報の連携)
List Worksサーバで設定
ポイント
仕分け機能でも帳票情報を付加できます。
参照
仕分け機能については、“帳票仕分け手引書”を参照してください。
帳票出力元で帳票情報を設定して、帳票登録時に連携した帳票情報を付加します。帳票出力元のアプリケーションで帳票情報を定義して、リスト管理サーバで帳票情報を利用することを「帳票情報の連携」または「情報連携」といいます。
扱う帳票ごとに付加の方法が異なります。以下のいずれかの方法で帳票情報を設定します。
NetCOBOL/MeFt帳票の場合
NetCOBOLの印刷情報ファイルに添付する電子帳票情報ファイルに指定
MeFtのプリンタ情報ファイルに添付する電子帳票情報ファイルに指定
List Creator帳票の場合
List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプションで指定
List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで電子帳票情報ファイルに指定
List Creatorデザイナの帳票業務情報で指定
ポイント
「prprintコマンドの電子保存情報に関するオプション」では、以下の帳票情報に、全角文字または半角カナは32文字まで指定できません。全角文字または半角カナを使用する場合は、「prprintコマンドのin2オプションで電子帳票情報ファイルに指定」する方法を利用してください。
帳票名
コメント
作成者名
備考1~4
なお、コメント、作成者名、保管フォルダのパス、備考1~4だけであれば、「List Creatorデサイナの帳票業務情報」で指定することもできます。
富士通ホスト帳票の場合
OSIV LISTVIEWを利用
コマンドで登録するときに、情報連携ファイルで設定
参照
NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票の帳票情報の設定については“6.3.1 帳票情報の設定”、富士通ホスト帳票の帳票情報の設定については“7.5.1 帳票情報の設定”を参照してください。
帳票情報の詳細については、“第8章 帳票情報”を参照してください。
prprintコマンドについては、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。
List Worksサーバで設定するには、以下の方法があります。
受信フォルダのプロパティに設定
保管フォルダのプロパティに設定
サーバ動作環境ファイルに設定
(2) 帳票情報の優先順位
複数箇所で帳票情報を設定した場合、採用される優先順位があります。
List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプションで指定した値
List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定した電子帳票情報ファイルの値
List Creatorデザイナで帳票様式を定義する際に設定した値
各フォルダのプロパティに設定している値
サーバ動作環境ファイルに設定している値
注意
帳票定義体を使用している場合、以下の情報は、帳票定義体の値が有効になります。
用紙サイズの省略値
用紙の方向
非定型用紙の横幅
非定型用紙の縦幅
参照
帳票定義体のサポート範囲については、“付録B NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票の機能サポート範囲”を参照してください。
OSIV LISTVIEWで設定した値
印刷データを帳票登録コマンドで登録するときに指定する情報連携ファイルの値
各フォルダのプロパティに設定している値
サーバ動作環境ファイルに設定している値
注意
帳票情報には、印刷属性に設定してある値が優先されるものがあります。
参照
印刷属性のサポート範囲については、“付録C 富士通ホスト帳票で扱う印刷データのサポート範囲と印刷属性”を参照してください。