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Interstage List Works V11.0.0 運用手引書
FUJITSU Software

3.1.2 帳票情報の付加

帳票は、登録時に帳票情報を付加されます。

(1) 帳票情報の設定

帳票情報は、以下の方法で設定して、帳票の登録時に付加することができます。

ポイント

  • 仕分け機能でも帳票情報を付加できます。

    参照

    仕分け機能については、“帳票仕分け手引書”を参照してください。

帳票出力時にアプリケーションで設定(帳票情報の連携)

帳票出力元で帳票情報を設定して、帳票登録時に連携した帳票情報を付加します。帳票出力元のアプリケーションで帳票情報を定義して、リスト管理サーバで帳票情報を利用することを「帳票情報の連携」または「情報連携」といいます。

扱う帳票ごとに付加の方法が異なります。以下のいずれかの方法で帳票情報を設定します。

  • NetCOBOL/MeFt帳票の場合

    • NetCOBOLの印刷情報ファイルに添付する電子帳票情報ファイルに指定

    • MeFtのプリンタ情報ファイルに添付する電子帳票情報ファイルに指定

  • List Creator帳票の場合

    • List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプションで指定

    • List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで電子帳票情報ファイルに指定

    • List Creatorデザイナの帳票業務情報で指定

    ポイント

    「prprintコマンドの電子保存情報に関するオプション」では、以下の帳票情報に、全角文字または半角カナは32文字まで指定できません。全角文字または半角カナを使用する場合は、「prprintコマンドのin2オプションで電子帳票情報ファイルに指定」する方法を利用してください。

    • 帳票名

    • コメント

    • 作成者名

    • 備考1~4

    なお、コメント、作成者名、保管フォルダのパス、備考1~4だけであれば、「List Creatorデサイナの帳票業務情報」で指定することもできます。

  • 富士通ホスト帳票の場合

    • OSIV LISTVIEWを利用

    • コマンドで登録するときに、情報連携ファイルで設定

    参照

    • NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票の帳票情報の設定については“6.3.1 帳票情報の設定”、富士通ホスト帳票の帳票情報の設定については“7.5.1 帳票情報の設定”を参照してください。

    • 帳票情報の詳細については、“第8章 帳票情報”を参照してください。

    • prprintコマンドについては、“List Creatorのマニュアル”を参照してください。

帳票登録時にList Worksサーバで設定
  • List Worksサーバで設定するには、以下の方法があります。

  • 受信フォルダのプロパティに設定

  • 保管フォルダのプロパティに設定

  • サーバ動作環境ファイルに設定

(2) 帳票情報の優先順位

複数箇所で帳票情報を設定した場合、採用される優先順位があります。

NetCOBOL/MeFt帳票の場合

採用の優先順位は、以下のとおりです。

  1. 電子帳票情報ファイルの値

  2. 各フォルダのプロパティに設定している値

  3. サーバ動作環境ファイルに設定している値

List Creator帳票の場合

採用の優先順位は、以下のとおりです。

  1. List Creatorのprprintコマンドの電子保存情報に関するオプションで指定した値

  2. List Creatorのprprintコマンドのin2オプションで指定した電子帳票情報ファイルの値

  3. List Creatorデザイナで帳票様式を定義する際に設定した値

  4. 各フォルダのプロパティに設定している値

  5. サーバ動作環境ファイルに設定している値

注意

帳票定義体を使用している場合、以下の情報は、帳票定義体の値が有効になります。

富士通ホスト帳票の場合

採用の優先順位は、以下のとおりです。

  1. OSIV LISTVIEWで設定した値

  2. 印刷データを帳票登録コマンドで登録するときに指定する情報連携ファイルの値

  3. 各フォルダのプロパティに設定している値

  4. サーバ動作環境ファイルに設定している値

注意