ログレベル「emerg」のメッセージの意味・対処について説明します。
■メッセージ一覧
(%s1)%s2: %s3: %s4 failed. Attempting to shutdown process gracefully.
(%s1)%s2: AH00280: Couldn't initialize cross-process lock in child
(%s1)%s2: AH00024: Couldn't set permissions on the %s3 mutex; check User and Group directives
AH01894: Unable to initialize TLS servername extension callback (incompatible OpenSSL version?)
AH02309: Unable to initialize SRP verifier structure [%s1 seed]
AH01895: Unable to configure verify locations for client authentication
AH01901: Host %s1: unable to configure X.509 CRL storage for certificate revocation
AH01913: Unable to initialize TLS session ticket key callback (incompatible OpenSSL version?)
AH02572: Failed to configure at least one certificate and key for %s1
AH02577: Init: SSLPassPhraseDialog builtin is not supported on Win32 (key file %s1)
AH02581: Init: Unable to read server private key from file %s1
AH10149: Init: Failed to initialize engine %s1 for private key %s2
AH02562: Failed to configure certificate %s1 (with chain), check %s2
AH10137: Failed to configure engine certificate %s1, check %s2
AH02564: Failed to configure encrypted (?) private key %s1, check %s2
AH02565: Certificate and private key %s1 from %s2 and %s3 do not match
ポイント
まず、1~48のメッセージに該当するか確認してください。
1~48のメッセージに該当しない場合、49~53のメッセージに該当するか確認してください。
■意味・対処
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
%s4:関数名
注意
本メッセージのエラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)「%s3: 」は、出力されない場合があります。
意味
通信プロセスで異常が発生しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
ネットワークの異常を検出しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
意味
接続用排他資源の初期化に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
意味
スレッド内におけるシグナルの初期化に失敗しました。
システムの処理
異常が発生した通信プロセスを終了して、Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
エラー詳細内容%s2を確認して、失敗の原因を取り除いてください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:排他資源の識別文字列
意味
排他資源の権限設定に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
環境定義ファイル(httpd.conf)の以下のディレクティブの設定を確認してください。
User
Group
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:イベントオブジェクト名
意味
イベントオブジェクト%s3のオープンに失敗しました。
システムの処理
Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
調査に必要な資料を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:イベントオブジェクト名
意味
イベントオブジェクト%s3のシグナル状態への設定に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの実行処理を続行します。
ユーザの対処
調査に必要な資料を採取した後、技術員に連絡してください。
意味
FIPモード設定ができませんでした。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:暗号化エンジンID
意味
Crypto Device APIの読み込みに失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
同時に出力されたメッセージまたはエラーログを確認して、異常の原因を取り除いてください。
上記の対処を行っても本メッセージが出力される場合は、調査に必要な資料を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:暗号化エンジンID
意味
Crypto Device APIの有効化に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
TLSサーバー名拡張コールバックを初期化できません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:with または without
意味
SRPベリファイア情報の初期化ができませんでした。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:SRPベリファイアファイル読み込みエラーコード
意味
SRPベリファイアファイルの読み込みができませんでした。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:エラー詳細番号
意味
SSLProtocolの値が不正です。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
クライアント認証の検証環境を構成できませんでした。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
SSLCACertificateFileディレクティブ、SSLCACertificatePathディレクティブの内容を確認してください。
同時に出力されたメッセージまたはエラーログを確認して、異常の原因を取り除いてください。
上記の対処を行っても本メッセージが出力される場合は、調査に必要な資料を採取した後、技術員に連絡してください。
意味
指定されたSSL暗号を構成できません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
SSLCipherSuiteディレクティブの内容を確認してください。
同時に出力されたメッセージまたはエラーログを確認して、異常の原因を取り除いてください。
上記の対処を行っても本メッセージが出力される場合は、調査に必要な資料を採取した後、技術員に連絡してください。
意味
指定されたTLSv1.3暗号を構成できません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
SSLCipherSuite TLSv1.3 ディレクティブの内容を確認してください。
同時に出力されたメッセージまたはエラーログを確認して、異常の原因を取り除いてください。
上記の対処を行っても本メッセージが出力される場合は、調査に必要な資料を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:ホスト名
%s2:confファイルのパス
意味
CRLチェックが有効になっていますが、CARevocationFile もCARevocationPath も構成されていません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
CARevocationFileディレクティブ、CARevocationPathディレクティブの内容を確認してください。
同時に出力されたメッセージまたはエラーログを確認して、異常の原因を取り除いてください。
上記の対処を行っても本メッセージが出力される場合は、調査に必要な資料を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:ホスト名
意味
証明書失効用にX.509CRLストレージを構成できません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
CA証明書チェーンの構成に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:チケットキーファイルのパス
%s2:ファイルオープン時のエラーコード
%s3:エラー詳細
意味
チケットキーファイルのオープンに失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:チケットキーファイルのパス
%s2:ファイルオープン時のエラーコード
%s3:エラー詳細
意味
チケットキーファイルから48バイト読み込みに失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
TLSセッションチケットキーコールバックを初期化できません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
SSLプロキシクライアント証明書の初期化に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:SSLOpenSSLConfCmdのコマンド名
%s2:SSLOpenSSLConfCmdのコマンド値
%s3:ホスト名
意味
SSLOpenSSLConfCmd で指定したコマンドが失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
SSL_CONF_CTX_finish()が失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:ホスト名
意味
%1の証明書、鍵の構成に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:ホスト名
意味
秘密鍵が指定されていません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵ファイル
意味
秘密鍵ファイルがオープンできません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵ファイル名
意味
SSLPassPhraseDialog builtin はWin32ではサポートされていません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵ファイル名
意味
鍵のパスフレーズが正しくありません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵ファイル名
意味
%1ファイルからサーバの秘密鍵を読み取れません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
SSLUserPinFileディレクティブの内容を確認してください。(パスフレーズ不一致も確認する)
同時に出力されたメッセージまたはエラーログを確認して、異常の原因を取り除いてください。
上記の対処を行っても本メッセージが出力される場合は、調査に必要な資料を採取した後、技術員に連絡してください。
可変情報
%s1:秘密鍵識別子
意味
秘密鍵の識別子が認識されません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵識別子
意味
秘密鍵のエンジン読み込みに失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:エンジンID
%s2:秘密鍵識別子
意味
秘密鍵のエンジン初期化に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
証明書を取得できません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
秘密鍵を取得できません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
Staplingキャッシュを初期化できませんでした。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
sessionキャッシュを初期化できませんでした。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
使用可能なstaplingキャッシュがありません。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
stapling mutexを初期化できませんでした。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵識別子
%s2:証明書ファイル名
意味
%1の証明書の構成に失敗しました。%2を確認してください。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵識別子
%s2:証明書ファイル名
意味
%1の証明書の構成に失敗しました。%2を確認してください。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵識別子
%s2:証明書ファイル名
意味
%1の証明書エンジンの構成に失敗しました。%2を確認してください。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵ファイル名
意味
エンジンから%1の秘密鍵の構成に失敗しました。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵識別子
%s2:秘密鍵ファイル名
意味
暗号化された(?)秘密鍵%s1の構成に失敗しました。%s2を確認してください。
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:秘密鍵識別子
%s2:証明書ファイル名
%s3:秘密鍵ファイル名
意味
%s2と%s3の証明書と秘密鍵%s1が一致しません
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
意味
サーバーのSSLを不正に再初期化しようとしています。(SSLEngine Onは、グローバルスコープではなく、VirtualHostに配置する必要があります。)
システムの処理
Webサーバの起動処理を中止します。
ユーザの対処
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
%s4:エラー本文
ユーザの対処
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
%s4:エラー本文
%s5:エラー補足情報
ユーザの対処
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
%s4:エラー本文
%s5:エラー補足情報
ユーザの対処
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
%s4:エラー本文
%s5:エラー補足情報
ユーザの対処
可変情報
%s1:エラー詳細番号
%s2:エラー詳細内容
%s3:エラー発生位置を示す内部コード(AHから始まる5桁の数字)
%s4:エラー本文
%s5:エラー補足情報
ユーザの対処