帳票出力アプリケーションから出力されたデータがシフトJIS以外の場合には、List WorksでシフトJISに変換します。このとき、シフトJISに対応する文字がない場合には、外字とみなします。
例えば、シフトJISの全角文字にないUnicodeの全角文字は、外字として扱います。
注意
文字コード変換は、Charset Managerの標準コード変換を使用しています。標準コード変換の外字の処理には変換規則があるため、注意してください。
NetCOBOL/MeFt帳票およびList Creator帳票の印刷データ内にある外字を、イメージ(ビットマップ)または文字コードで扱います。
印刷データ内の外字の扱い方は、以下で設定します。
帳票データ転送アダプタの環境設定ファイルのUDCRasterキーワード
参照
サーバ動作環境ファイルおよび帳票データ転送アダプタの環境設定ファイルについては、“セットアップガイド”を参照してください。
注意
OS共通の注意事項
帳票出力アプリケーションから出力されたデータがシフトJISの場合は、List Worksで文字コード変換を行わないため、外字は文字コードでのみ扱います。イメージ(ビットマップ)では扱えません。
Solaris版のみの注意事項
リスト管理サーバとアプリケーションサーバが異なる場合に、Solaris/Linux上のNetCOBOLまたはNetCOBOL/MeFtアプリケーションから帳票を出力するときは、外字をイメージ(ビットマップ)では扱えません。文字コードでのみ扱います。
外字の扱い方によって、List Worksでの処理の結果に以下の違いがあります。
処理項目 | イメージ | 文字コード |
---|---|---|
外字の表示 | ○ | ○ |
外字の印刷 | ○ | ○ |
外字の検索 | × | ○ |
外字のデータ変換 | ×(注) | ○ |
クリップボードにコピー | ×(注) | ○ |
○:可能
×:不可
注:「〓」または、空白文字に置き換えられる。