保守情報の採取方法について説明します。
保守情報は、FJQSSまたはList Worksのコマンドにより採取します。
調査資料の出力先ディレクトリおよびFJQSSが使用する作業ディレクトリを必要に応じて変更できます。変更方法については、FJQSSのマニュアルを参照してください。
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVqstl/fjqss_collect
→ 調査資料を採取する製品の番号を指定して、[Enter]を入力します。
表示される画面の指示に従い、“Y[Enter]”を入力します。
→ 資料採取が完了すると、調査資料の出力先ディレクトリが表示されます。
注意
本コマンドを実行する際は、出力先ディレクトリおよび作業ディレクトリに十分な空きがあることをあらかじめ確認してください。必要な空き容量はシステムの利用状況によって変わります。以下に最低限必要なディスク容量を示します。
ディレクトリ | リスト管理サーバがインストールされている場合(注) | Web連携がインストールされている場合(注) |
---|---|---|
調査資料の出力先ディレクトリ(デフォルトでは/tmp) | 5MB | 2MB |
FJQSSが使用する作業ディレクトリ(デフォルトでは/tmp) | 400MB | 400MB |
List Worksが使用する作業ディレクトリ1(/var/tmp) | 10MB | 2GB |
List Worksが使用する作業ディレクトリ2(/tmp) | 5MB | 5MB |
注) リスト管理サーバとWeb連携の両方がインストールされている場合、これらを合計した値が必要です。
スーパーユーザで、lw_swcolinfコマンドを実行します。以下のように、保守情報の採取先となるディレクトリを指定します。
# lw_swcolinf -o 保守情報格納場所ディレクトリ
スーパーユーザで、lwgw_swcolinfコマンドを実行します。以下のように、保守情報の採取先となるディレクトリを指定します。
# lwgw_swcolinf -o 保守情報格納場所ディレクトリ
注意
lw_swcolinfコマンドとlwgw_swcolinfコマンドの両方を使用し、リスト管理サーバ、Web連携の保守情報を採取する場合は、保守情報格納場所ディレクトリには同じ場所を指定しないでください。
保守情報の格納先は、ext3またはext4ファイルシステムを指定してください。
保守情報の格納先にルートディレクトリ「/」を指定しても、情報は出力されません。
lw_swcolinfコマンドおよびlwgw_swcolinfコマンドを実行する際は、保守情報格納場所ディレクトリおよび作業ディレクトリに十分な空きがあることをあらかじめ確認してください。必要な空き容量はシステムの利用状況によって変わります。以下に最低限必要なディスク容量を示します。
ディレクトリ | lw_swcolinf | lwgw_swcolinf |
---|---|---|
保守情報格納場所ディレクトリ | 10MB | 2GB |
作業ディレクトリ(/tmp) | 5MB | 5MB |
参照
lw_swcolinfコマンドまたはlwgw_swcolinfコマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。