ページの先頭行へ戻る
Interstage List Works for 大規模 V11.0.0 設計・運用ガイド

3.11.2 帳票の登録時自動PDF帳票作成

List Creator Enterprise Editionと連携して、帳票登録時にPDF形式に変換できます。この機能で変換されたPDFファイルはPDF帳票としては扱われ、Webクライアントから参照できます。

帳票の登録時自動PDF帳票作成を行う場合は、以下の項目について検討します。この情報は、帳票の登録時に付加する帳票情報に有効になります。

設定する情報

帳票の登録時にPDF帳票を作成する場合は、以下の情報を運用に合わせて設定します。また、作成したPDF帳票の保管先は、List Works帳票と同じ保管フォルダになります。

帳票情報

意味

PDFファイルの保存指定

「PDF帳票として保管する」を指定します。

PDF変換情報

PDFファイルを開くときのパスワード

PDFファイルを開くときのパスワードを指定します。

PDFファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワード

PDFファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワードを指定します。

印刷許可指定 (注)

PDFファイルの印刷を許可するかどうかを指定します。

文書変更許可指定 (注)

PDFファイルの文書変更を許可するかどうかを指定します。

テキスト/グラフィックス選択許可指定 (注)

PDFファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します。

注釈/フォームフィールド追加変更許可指定 (注)

PDFファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します。

エンベッド指定 (注)

PDFファイルに文字を埋め込むかどうかを指定します。

注)リスト管理サーバ環境設定(Windows版)/サーバ動作環境ファイル(Solaris版/Linux版)でも設定が可能です。
ただし、帳票情報に設定が行われている場合は、帳票情報の設定が有効になります。

設定方法

帳票出力元で、帳票ごとに登録時自動PDF帳票作成の情報を設定して連携することができます。扱う帳票によって設定方法が異なります。

設定時のキー

帳票の登録時にPDF帳票を作成するときは、帳票情報をそれぞれ以下のキーに設定します。

このとき、PDFファイルの保存指定には、「2:PDF帳票として保管する」を指定します。

帳票情報

電子帳票情報
ファイル

PDFファイルの保存指定

PDF-KEEP

PDFファイルを開くときのパスワード

PDF-OPEN-PWD

PDFファイルのセキュリティオプションを変更するときのパスワード

PDF-SECU-PWD

印刷許可指定

PDF-PRINT

文書変更許可指定

PDF-MODIFY

テキスト/グラフィックス選択許可指定

PDF-SELECT

注釈/フォームフィールド追加変更許可指定

PDF-ANNOTATE

エンベッド指定

PDF-EMBED