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Interstage List Works for 大規模 V11.0.0 セットアップガイド

B.1.2 サーバ動作環境ファイルの内容

サーバ動作環境ファイルの内容を情報の種別ごとに説明します。

各定義のサポート範囲は、以下のとおりです。

分類

定義名

説明

サポート範囲

Solaris版

Linux版

保管データベース

DB-KIND

接続種別

DB-RDBNAME

RDB名

DB-UID

データベースの接続ユーザID

DB-HOSTNAME

データベースの接続ホスト名

DB-PORT

データベースの接続ポート番号

DB-JDBCDRV

JDBCドライバ名

DB-ORA-NETSERV

データベース・ネット・サービス名

DB-HOME

データベースのパス

JAVA

JAVA-HEAPSIZE

Javaのヒープ域サイズ

登録

CTRL-OVL

オーバレイ世代管理用ディレクトリ

KEEP-OVL-MODE

オープン帳票のオーバレイ世代管理の扱い

ARGEXT-FSPATH

登録出口での帳票ファイルの物理パス名情報の出力

×

LWSV-REG-FAST

オープン帳票の高速登録機能

×

資源

RCV-FOLDER

受信フォルダ格納ディレクトリ

KOL6

KOL6形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ

OVDFLD

帳票項目・オーバレイ位置保存ファイル格納ディレクトリ

TMP-DIR

帳票業務作業ディレクトリ

ログ

LOGLSV

業務系処理の実行履歴の扱い

TRNLOGF

実行履歴ファイル格納ディレクトリ名

TRNLOGS

実行履歴ファイルサイズ

SYSLOG

システムログへの出力

LOG-DETECT-MODE

実行履歴ファイルの改ざん検知

認証

USER_MNG

利用者情報の管理先

接続情報

MAX-CLIENT

同時接続クライアント数

LWSV-MAX-THREAD

同時実行数

LWSV-PORT

リスト管理サーバのポート番号

LWSV-INT-PORT

内部通信用ポート番号

LWSV-REG-PORT

高速登録用ポート番号

INTIME

入力監視時間

クラスタ運用およびフォルダの共有運用

CLUSTER

クラスタ運用、マルチプロセス運用およびフォルダの共有運用

送信

LIMITMAIL

メール送信の最大サイズ

PDF

PDF-PRINT

PDFファイルの印刷許可指定

PDF-MODIFY

PDFファイルの文書変更許可指定

PDF-SELECT

PDFファイルのテキスト/グラフィックス選択許可指定

PDF-ANNOTATE

PDFファイルの注釈/フォームフィールド追加変更許可指定

PDF-EMBED

PDFファイルのエンベッド指定

PDF-FONTREG

PDFファイルのフォントの扱い

PDF-REPLACE

PDF帳票生成の扱い

PDF-LOCAL-SECUPWD

PDFファイルをクライアント端末へ保存する際に付加するセキュリティオプション変更パスワード

×

ファイリング

CDR-PORT

リストファイリングサーバのポート番号(CD-R装置)

×

MO-PORT

リストファイリングサーバのポート番号(標準ファイルシステム)

×

サービス

LWSV-WATCH

リスト管理サーバの異常終了時の扱い

セキュリティ

LIST-MODE

帳票一覧への表示

NFORM-ITEM

二次帳票への記入

×

表示

LWSV-CTL-LISTVIEW

帳票表示時の性能改善指定

×

○:サポート、×:未サポート

保管データベース

保管データベースに関する情報は、必須項目になります。

使用するデータベースによって、必須項目が異なります。必須項目は、以下の記号で示しています。

  ○:必須項目
  -:指定不要(指定しても無視される)
DB-KIND

【接続種別】

接続するデータベースの種別を指定します。

  0:Symfoware
  1:Oracleデータベース
  2:List Works組込データベース

省略した場合の値は、2です。

必須項目
-  List Works組込データベース
○  Symfoware
○  Oracleデータベース

DB-RDBNAME

【RDB名 < Symfowareの場合のみ >】

Symfowareを使用する場合は、RDBシステム名を指定します。

例) DB-RDBNAME=LWDB
必須項目
-  List Works組込データベース
○  Symfoware
-  Oracleデータベース

Oracleデータベースを使用する場合は、この指定は無視されます。


DB-UID

【データベースの接続ユーザID】

データベースの接続ユーザIDに「LW」を指定します。
必須項目です。

例) DB-UID=LW
必須項目
-  List Works組込データベース
○  Symfoware
○  Oracleデータベース

DB-HOSTNAME

【データベースの接続ホスト名 < Symfowareの場合のみ >】

Symfowareがインストールされているサーバのホスト名を指定します。

IPv6環境でSymfowareを使用する場合は、ホスト名で指定します。(IPアドレスでは指定しないでください。)

例) DB-HOSTNAME=symfosvr
必須項目
-  List Works組込データベース
○  Symfoware
-  Oracleデータベース

Oracleデータベースを使用する場合は、この指定は無視されます。


DB-PORT

【データベースの接続ポート番号 < Symfowareの場合のみ >】

Symfowareがインストールされているサーバのポート番号を指定します。

例)DB-PORT=26551
必須項目
-  List Works組込データベース
○  Symfoware
-  Oracleデータベース

Oracleデータベースを使用する場合は、この指定は無視されます。


DB-JDBCDRV

【JDBCドライバ名】

作成したデータベースに対応するJava用のJDBCアーカイブファイルを、255Byte以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
必須項目です。

例) Symfowareの場合
  DB-JDBCDRV=/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/lib/fjsymjdbc4.jar
例) Oracleデータベースの場合
  DB-JDBCDRV=/opt/app/oracle/product/19c/client_1/jdbc/lib/ojdbc8.jar
必須項目
-  List Works組込データベース
○  Symfoware
○  Oracleデータベース

DB-ORA-NETSERV

【データベース・ネット・サービス名 < Oracleの場合のみ >】

Oracleデータベースを作成した場合は、「サービス・ネーミングの設定」で設定した「ネット・サービス名」を指定します。

例) DB-ORA-NETSERV=LWDB
必須項目
-  List Works組込データベース
-  Symfoware
○  Oracleデータベース

Symfowareデータベースを使用する場合は、この指定は無視されます。


DB-HOME

【データベースのパス】

使用するデータベースのパスを255Byte以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
Symfowareの場合は、FJSVrdb2bパッケージ(RDB機能(基本))のパスを指定します。
Oracleデータベースの場合は、Oracleホーム・ディレクトリを以下のように指定します。

  Linux版の場合:Oracleクライアントのインストール先

必須項目です。

例) Symfowareの場合
  /opt/FJSVrdb2b
例) Oracleデータベースの場合
  /opt/app/oracle/product/19c/client_1
必須項目
-  List Works組込データベース
○  Symfoware
○  Oracleデータベース

Java

JAVA-HEAPSIZE

【Javaのヒープ域サイズ】

V11.0.0で廃止となりました。

V10.4から移行する場合は、“B.1.3 V10.4からの移行”を参照してください。


登録

CTRL-OVL

【オーバレイ世代管理用ディレクトリ】

オーバレイの世代管理を行う場合、オーバレイを格納するディレクトリ名を142Byte以内の物理パス(絶対パス)で指定します。
lvsvovlコマンドで初期化を行うと、指定したパスの下にlvovlmngというディレクトリを作成します。オーバレイの世代管理で必要な資源や管理情報はlvovlmng配下に作成されます。

指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。

参照

lvsvovlコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。

省略した場合は、ディレクトリ名なし(世代管理しない)となります。


KEEP-OVL-MODE

【オープン帳票のオーバレイ世代管理の扱い】

オーバレイ世代管理が有効な場合、オープン帳票登録時の自動的なオーバレイ世代管理の扱いを指定します。

  0:オーバレイ世代管理を自動的に行う
  1:オーバレイ世代管理を自動的に行わない

省略した場合の値は、0です。



ARGEXT-FSPATH

【登録出口での帳票ファイルの物理パス名情報の出力】

帳票ファイルの物理パス名に関する情報を、登録情報ファイルに出力するか否かを指定します。

  0:情報を出力しない
  1:情報を出力する

初期値は、0です。

キー名を省略した場合は、0が指定されていると見なします。

参照

「1:情報を出力する」を指定した場合に出力される情報については、“登録情報ファイルの形式”を参照してください。


LWSV-REG-FAST

【高速登録機能】

帳票登録時にオープン帳票の高速登録機能を利用するかどうかを指定します。省略した場合には、0(使用しない)が設定

されているものとみなします。

  0:使用しない
  1:使用する

以下の場合、lvsetenv実行時にエラーとなります。

  • 値を省略、または0、1以外を指定


資源

RCV-FOLDER

【受信フォルダ格納ディレクトリ】

受信フォルダを格納するディレクトリ名を142Byte以内の物理パス(絶対パス)で指定します。

指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。

省略した場合のディレクトリ名は、「List Worksシステムディレクトリ/receive」


KOL6

【KOL6形式フォームオーバレイ格納ディレクトリ】

FORMのPowerFORMツールまたはList Creatorデザイナで作成したオーバレイを格納するディレクトリ名を142Byte以内の物理パス(絶対パス)で指定します。

指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。

省略した場合のディレクトリ名は、「/usr/lib/FJSVlp /kol6」


OVDFLD

【帳票項目・オーバレイ位置保存ファイル格納ディレクトリ】

クライアントで調整したオーバレイの表示位置、および帳票項目を保存しておくためのディレクトリ名を142Byte以内の物理パス(絶対パス)で指定します。

指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。

省略した場合のディレクトリ名は、「List Worksシステムディレクトリ/lvovl/ovdfld」


TMP-DIR

【帳票業務作業ディレクトリ】

帳票の業務作業で、一時的に作業ファイルを作成するディレクトリ名を142Byte以内の物理パス(絶対パス)で指定します。

指定したディレクトリに、管理者の読み込み権、書き込み権および実行権を付与してください。

省略した場合は、帳票格納ディレクトリになります。


ログ

LOGLSV

【業務系処理の実行履歴の扱い】

業務系処理を行う場合に、実行履歴ファイルに出力するかどうかを指定します。

  0:出力しない
  1:出力する

省略した場合の値は、0です。


TRNLOGF

【実行履歴ファイル格納ディレクトリ名】

実行履歴ファイルを格納するディレクトリ名を、142Byte以内の物理パス(絶対パス)で指定します。

指定したディレクトリに、管理者の書き込み権を付与してください。

指定したディレクトリ配下に以下のファイルが作成されます。

  ListLog.csv:CSV形式の実行履歴ファイル

省略した場合のディレクトリは、List Worksのシステムディレクトリになります。

注意

フォルダの共有運用の場合には、ローカルディスク上のディレクトリパス名を指定し、実行履歴ファイルをリスト管理サーバごとに分散して出力することを推奨します。
この場合、各リスト管理サーバのローカルディスク上に存在する、同一パス名のディレクトリを指定する必要があります。


TRNLOGS

【実行履歴ファイルサイズ】

実行履歴ファイルのファイルサイズを1~999の範囲で指定します(単位はメガバイト)。
省略した場合の値は、1です。


SYSLOG

【システムログへの出力】

システムログファイルに情報を出力するかどうかを指定します。

  0:出力しない
  1:出力する(登録エラー、またはList Worksクライアントからリスト管理サーバに接続中の重大エラー発生時)
  2:出力する(登録エラー、またはList Worksクライアントからリスト管理サーバに接続中のエラー/重大エラー発生時)
  3:出力する(登録エラー発生時のみ)

省略した場合の値は、1です。


LOG-DETECT-MODE

【実行履歴ファイルの改ざん検知】

実行履歴ファイルの改ざん検知を有効にするかどうかを指定します。

  0:無効にする
  1:有効にする

省略した場合の値は、0です。

注意

「実行履歴ファイルの改ざん検知」の切り替えについての注意

  • 値を有効にして運用する場合、実行履歴の出力に時間がかかるようになります。

  • 値を切り替えた場合、List Worksサービスの起動時に、実行履歴ファイルがバックアップされ、新しい実行履歴ファイルが作成されます。すでにバックアップファイルがある場合は上書きされるため、バックアップファイルが必要な場合は、事前に複写などの作業が必要です。

  • 値を有効にしてからList Worksサービスを起動するまでは、実行履歴ファイルの内容が混在(改ざん検知形式の有無)とならないように、運用を停止する必要があります。

  • 値を切り替えた後、List Worksサービスを起動した日時を記録しておいてください。実行履歴の改ざんチェック(lvchklogコマンド)は、記録した日時以降の改ざん検知が有効となった実行履歴ファイルを対象として実施してください。


認証

USER_MNG

【利用者情報の管理先】

利用者、および利用者が属するグループ情報の管理先を指定します。

  0:オペレーティングシステム
  5:ユーザ作成ライブラリ

省略した場合の値は、0です。


接続情報

MAX-CLIENT

【同時接続クライアント数】

リスト管理サーバに同時に接続を許可するクライアント数を指定します。1~9999の範囲で指定します。
接続クライアント数とは、物理的なコンピュータの数ではなく、リスト管理サーバに接続するリストナビとリストビューア、Webブラウザからの接続の総数です。
省略した場合の値は、128です。

注意

  • カーネルパラメタの値を調整してください。調整後は、List Works サーバの再起動をします。List Works サーバにデータベースが構築されている場合は、List Works サービスを終了した後にデータベースサービスを終了してください。

    サーバの再起動の詳細については、“設計・運用ガイド”を参照してください。

  • Solaris版のマルチプロセス運用の場合、1プロセスあたりの同時接続クライアント数を指定します。リスト管理サーバに同時に接続できるクライアント数は、最大で「MAX-CLIENTの値×リスト管理サーバのプロセス数」になります。


LWSV-MAX-THREAD

【同時実行数】

リスト管理サーバの同時実行数を指定します。同時実行数を超える要求は、キューされます。32~192の範囲で指定します。省略した場合の値は、32です。


LWSV-PORT

【ポート番号】

リスト管理サーバのポート番号を指定します。指定するポート番号は、List Worksクライアント側の設定と合わせる必要があります。
省略した場合の値は、9243です。

注意

  • ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。

    • Windows版の場合

      1024~49151

    • Solaris版/Linux版の場合

      1024~32767

    なお、ポート番号は、クライアント側の設定とあわせる必要があります。

  • 以下の機能を使用する場合は、ポート番号を初期値「9243」から変更しないでください。

    • List Works仮想プリンタを使用したオープン帳票の登録

    • ファイリング


LWSV-INT-PORT

【内部通信用ポート番号】

内部通信用のポート番号を指定します。ポート番号をカンマ「,」で区切って、8つ指定します。

省略値は、「31700,31701,31702,31703,31704,31705,31706,31707」です。

注意

ポート番号を変更する場合は、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。

  Windows版の場合:1024~49151
  Solaris版/Linux版の場合:1024~32767

LWSV-REG-PORT

【高速登録用ポート番号】

オープン帳票の高速登録機能で使用するポート番号を指定します。
List Works サーバと別のサーバで帳票登録アプリケーションを実行する場合のみ設定してください。
省略した場合の値は、9565です。

注意

ポート番号を変更する場合は、ポート番号は、以下の範囲で未使用の値を指定してください。

  Windows版の場合:1024~49151
  Solaris版/Linux版の場合:1024~32767

INTIME

【入力監視時間】

List Worksクライアントがハングアップし、List Worksクライアントからの応答がなくなった場合、応答がなくなってから資源を解放するまでの時間を分単位で指定します。
入力監視時間は、0~1440(分)の数字で指定します。0を指定すると監視しません。1~9の数字を指定した場合は、10を指定したとみなされます。
省略した場合の値は、60です。

注意

Web連携を使用している場合は、セションの有効時間よりも長い時間を指定する必要があります。



クラスタ運用およびフォルダの共有運用

CLUSTER

【クラスタ運用およびフォルダの共有運用】

リスト管理サーバで、クラスタ運用またはフォルダの共有運用を行うかどうかを指定します。

  0:運用しない
  1:運用する

省略した場合の値は、0です。

注意

Solaris 11では、フォルダの共有運用はできません。


送信

LIMITMAIL

【メール送信の最大サイズ】

メールで送信する帳票ファイルのサイズの制限値を、1~10000の範囲で、キロバイト単位で指定します。
サイズが大きいファイルをメールで送信しない場合に指定します。
サーバ機能APIのメール送信APIを使用してメールを送信した場合、添付ファイルのサイズの合計が、本指定のサイズを超えるとエラーとなり、そのメールは送信されません。
また、PDFメール配信で送信するPDFファイルのサイズが、本指定のサイズを超えた場合はエラーとなり、そのメールは送信されません。
省略した場合は、サイズ制限なしになります。


PDF

PDF-PRINT

【印刷許可指定】

PDFファイルの印刷を許可するかどうかを指定します。

  0:印刷を許可する
  1:印刷を許可しない

省略した場合の値は、0です。


PDF-MODIFY

【文書変更許可指定】

PDFファイルの文書の変更を許可するかどうかを指定します。

  0:変更を許可する
  1:変更を許可しない

省略した場合の値は、0です。


PDF-SELECT

【テキスト/グラフィックス選択許可指定】

PDFファイルのテキストとグラフィックスの選択を許可するかどうかを指定します。

  0:選択を許可する
  1:選択を許可しない

省略した場合の値は、0です。


PDF-ANNOTATE

【注釈/フォームフィールド追加変更許可指定】

PDFファイルの注釈とフォームフィールドの追加と変更を許可するかどうかを指定します。

  0:追加・変更を許可する
  1:追加・変更を許可しない

省略した場合の値は、0です。


PDF-EMBED

【エンベッド指定】

PDFファイルに文字を埋め込むかどうかを指定します。

  0:埋め込まない
  1:外字を埋め込む
  2:すべての文字を埋め込む

省略した場合の値は、0です。


PDF-FONTREG

【フォントの扱い】

PDFファイルの生成時に、帳票のフォントを使用するかどうかを指定します。

  0:帳票のフォントを使用しない
  1:帳票のフォントを使用する

省略した場合の値は、0です。


PDF-REPLACE

【PDF帳票生成の扱い】

Webクライアントにおける、PDF表示/保存時のPDF帳票の生成の扱いを指定します。

  0:一度、生成したら、それ以降は生成しない
  1:常に新たに生成する

「1」を指定すると、WebクライアントでPDF表示/保存を行ったとき、サーバ動作環境ファイルに設定されているPDFの各許可指定でPDFが生成されます。

省略した場合の値は、0です。


PDF-LOCAL-SECUPWD

【PDFファイルをクライアント端末へ保存する際に付加するセキュリティオプション変更パスワード】

帳票をクライアント端末へPDF保存する際に、PDFファイルに付加するセキュリティオプション変更パスワードを設定します。
以下の機能を使用して、PDFファイルに「文書を開く」パスワードとセキュリティオプションを設定する場合は、必ず設定してください。

  • Webクライアント上でのPDF 保存

  • Webクライアント上での帳票表示のPDF保存

32Byte以内の半角英数字または記号(ASCIIコードの文字範囲)で指定します。そのほかの文字を指定した場合はエラーとなります。アルファベットの大文字/小文字は区別されます。32Byteを超えた場合はエラーとなります。
省略すると、セキュリティオプション変更パスワードを付加しません。この場合、パスワードなしでセキュリティオプションの変更ができます。
「文書を開く」パスワードと同じパスワードを指定した場合、このパスワードは無効となります。
パスワード付きのPDF帳票が存在する帳票に対して、サーバ動作環境ファイルのPDF REPLACEに0を指定した場合、本設定は適用されません。
サーバ動作環境ファイルを保管する場合、このパスワードを保護するため、サーバ動作環境ファイルの所有者をスーパーユーザに設定し、 一般ユーザの読み取り権限を削除してください。


ファイリング

CDR-PORT

【CD-R装置のポート番号】

CD-R装置にファイリングを行う場合、ファイリングサーバのポート番号を指定します。
省略した場合の値は、3000です。


MO-PORT

【標準ファイルシステムのポート番号】

標準ファイルシステムにファイリングを行う場合、ファイリングサーバのポート番号を指定します。
省略した場合の値は、3001です。


サービス

LWSV-WATCH

【リスト管理サーバの異常終了時の扱い】

リスト管理サーバの異常終了時にList Worksサービスを自動起動するかどうかを指定します。

  0:無効(自動起動しない)
  1:有効(自動起動する)

省略した場合の値は、0です。

注意

クラスタ運用を行う場合は「0」を指定してください。


セキュリティ

LIST-MODE

【帳票一覧への表示】

「帳票一覧への表示」アクセス権を有効にするかどうかを指定します。無効とした場合は、すべての帳票が表示されます。

  0:無効にする
  1:有効にする

省略した場合の値は、1です。


NFORM-ITEM

【二次帳票への記入】

二次帳票表示時、帳票への記入を許可するかどうかを指定します。

  0:許可しない
  1:許可する

キーワードを省略した場合の値は、0です。

以下の場合、lvsetenv実行時にエラーとなります。

  • 値を省略

  • 0、1以外を指定


表示

LWSV-CTL-LISTVIEW

【帳票表示時の性能改善指定】

複数のクライアントから、異なる帳票を同時に(多重で)表示した場合の性能を改善する機能を有効にするかどうかを指定します。

  0:無効とする
  1:有効とする

省略した場合の値は0です。