スクリプトエディタで生成したHTMLコンテンツ(メインフレーム用)の操作をスクリプトで行うためのオブジェクトです。
WsmgrConnectorの各オブジェクトで使用可能なメソッドとプロパティの一覧を示します。各メソッドには、引数が必要なもの、引数が省略されたときにデフォルト動作をするものがあります。
オブジェクト名 | 機能 |
---|---|
page | HTMLコンテンツの操作を行うためのオブジェクトです。 |
emulator | エミュレータの操作を行うためのオブジェクトです。 |
log | スクリプトの実行結果、および任意の文字列を出力するためのオブジェクトです。 |
メソッド名 | 機能 |
---|---|
getError | エラー番号を取得します。 |
■getError
エラー番号の取得
関数がエラー終了した際の最新のエラー番号を取得します。エラーが発生していない場合は、0を返します。
●呼び出し形式
getError()
●パラメータ
ありません
●リターン値
エラーが発生していない場合は0を、エラーが発生している場合はそのエラー番号を返します。
エラーの詳細を求める前に別のメソッドが実行されると、直前に失敗したメソッドが設定したエラー番号に上書きされます。
このため、各メソッドの復帰値が失敗した値で返ってきた場合は、すぐにgetErrorメソッドを用いてエラーの詳細を求めてください。
復帰値 | 定数名 | 復帰値の意味 |
---|---|---|
0 | NO_ERROR | エラーはありません。 |
1 | INVALID_PARAMETER | パラメータが不正です。 |
4 | UNABLE_TO_START_FRAMEWINDOW | 表示モードがフレームウィンドウになっている接続アイコンは指定できません。 |
5 | ALREADY_STARTING_ICON | すでに同じ接続アイコンが起動しています。 |
6 | UNABLE_TO_START_ACTIVEX | ActiveXモードの接続アイコンは指定できません。 |
8 | ALREDY_AUTHED_ANOTHER_USER | すでに別のユーザが認証しています。新しいセッションでブラウザを起動してください。 |
9 | AUTH_REQUIRED | WSMGR for Webにログオンしていません |
12 | SESSION_ABORTED | セッションが異常終了しました。 |
13 | TIME_OUT | タイムアウトが発生しました。 |
18 | NOT_CONNECTED | ホストと接続されていません。 |
23 | INPUT_INHIBITED | キー入力禁止でした |
24 | UNSUPPORTED_FUNCTION | 未サポート関数が呼び出されました。 |
25 | CAN_NOT_START | セッションが起動できませんでした。 |
26 | CAN_NOT_STOP | セッションが終了できませんでした。 |
28 | INPUT_INHIBITED_WAS_RESET | キー入力禁止を解除しました。 |
30 | FAIL_MOVE_SCREEN | 画面の遷移に失敗しました。 |
31 | SCREEN_NOT_RECORED | 画面の遷移情報が記録されていません。 |
32 | SCREEN_UNMATCH | 一致条件に該当する画面(ページ)が見つかりませんでした。 |
33 | SCREEN_NODISPLAY | 該当する画面(ページ)が表示されていません。 |
90 | LICENSE_OVER | APIサポートのライセンスが不足しています。 |
91 | API_NOT_INSTALLED | APIサポートがインストールされていません。 |
100 | ERROR_ABORTED | エラーにより処理が異常終了しました。 |
●JavaScriptを用いて記述した例
// ダイナミックバインドフィールドの更新 if (!WsmgrConnector.page.updateFields()) { // エラー番号の取得 var errcode = WsmgrConnector.getError(); alert('エラー番号:' + errcode + 'が発生しました'); return; }