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WSMGR for Web V9 使用手引書

35.4.2 WsmgrConnectorオブジェクト

スクリプトエディタで生成したHTMLコンテンツ(メインフレーム用)の操作をスクリプトで行うためのオブジェクトです。
WsmgrConnectorの各オブジェクトで使用可能なメソッドとプロパティの一覧を示します。各メソッドには、引数が必要なもの、引数が省略されたときにデフォルト動作をするものがあります。

オブジェクト

機能

page

HTMLコンテンツの操作を行うためのオブジェクトです。

emulator

エミュレータの操作を行うためのオブジェクトです。

log

スクリプトの実行結果、および任意の文字列を出力するためのオブジェクトです。

メソッド

機能

getError

エラー番号を取得します。


getError

エラー番号の取得

関数がエラー終了した際の最新のエラー番号を取得します。エラーが発生していない場合は、0を返します。


●呼び出し形式

getError()

●パラメータ

ありません


●リターン値

エラーが発生していない場合は0を、エラーが発生している場合はそのエラー番号を返します。

エラーの詳細を求める前に別のメソッドが実行されると、直前に失敗したメソッドが設定したエラー番号に上書きされます。
このため、各メソッドの復帰値が失敗した値で返ってきた場合は、すぐにgetErrorメソッドを用いてエラーの詳細を求めてください。

復帰値

定数名

復帰値の意味

0

NO_ERROR

エラーはありません。

1

INVALID_PARAMETER

パラメータが不正です。

4

UNABLE_TO_START_FRAMEWINDOW

表示モードがフレームウィンドウになっている接続アイコンは指定できません。

5

ALREADY_STARTING_ICON

すでに同じ接続アイコンが起動しています。

6

UNABLE_TO_START_ACTIVEX

ActiveXモードの接続アイコンは指定できません。

8

ALREDY_AUTHED_ANOTHER_USER

すでに別のユーザが認証しています。新しいセッションでブラウザを起動してください。

9

AUTH_REQUIRED

WSMGR for Webにログオンしていません

12

SESSION_ABORTED

セッションが異常終了しました。

13

TIME_OUT

タイムアウトが発生しました。

18

NOT_CONNECTED

ホストと接続されていません。

23

INPUT_INHIBITED

キー入力禁止でした

24

UNSUPPORTED_FUNCTION

未サポート関数が呼び出されました。

25

CAN_NOT_START

セッションが起動できませんでした。

26

CAN_NOT_STOP

セッションが終了できませんでした。

28

INPUT_INHIBITED_WAS_RESET

キー入力禁止を解除しました。

30

FAIL_MOVE_SCREEN

画面の遷移に失敗しました。

31

SCREEN_NOT_RECORED

画面の遷移情報が記録されていません。

32

SCREEN_UNMATCH

一致条件に該当する画面(ページ)が見つかりませんでした。

33

SCREEN_NODISPLAY

該当する画面(ページ)が表示されていません。

90

LICENSE_OVER

APIサポートのライセンスが不足しています。

91

API_NOT_INSTALLED

APIサポートがインストールされていません。

100

ERROR_ABORTED

エラーにより処理が異常終了しました。


JavaScriptを用いて記述した例

// ダイナミックバインドフィールドの更新
if (!WsmgrConnector.page.updateFields()) {
    // エラー番号の取得
    var errcode = WsmgrConnector.getError();
    alert('エラー番号:' + errcode + 'が発生しました');
    return;
}