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WSMGR for Web V9 使用手引書

35.4.1 コネクタAPIの概要

コネクタAPIは、WSMGR for Webのスクリプトエディタが生成したHTMLコンテンツ(メインフレーム用)として生成され、データの送受信やページ移動などの制御をします。
HTMLコンテンツの作成手順は「18.5 HTMLコンテンツの作成」を参照してください。

コネクタAPI機能

● ページ操作機能
・ページ要素の取得、更新
・ページデータの送受信

● エミュレータ操作機能
・セッションの接続、切断
・画面データの取得、および、キー入力


コネクタAPIのオブジェクト階層

コネクタAPIのオブジェクトは次のような階層で構成されます。




呼び出し形式

コネクタAPIは、WSMGR for Webのスクリプトエディタで作成されたHTMLコンテンツ(メインフレーム用)のページで、JavaScriptから使用することが可能なメソッドです。制御文などはJavaScriptの言語仕様に基づいて処理を記述することができます。

HTMLコンテンツのページに配置したボタンの[クリック時アクション]に設定したカスタマイズからの呼び出し例を以下に示します。

// フォームへの入力処理
var field = WsmgrConnector.page.getField('Field_21_44');
field.setText('1');

// フォームデータの送信処理
WsmgrConnector.page.submit();

// ページの移動処理
WsmgrConnector.page.forward('画面5');

ポイント

オブジェクトやメソッドの命名規約はそれぞれの実行環境で一般的な命名規約を採用しています。コネクタAPIはJavaScriptで一般的なcamelCaseを採用しています。