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WSMGR ソフトウェア開発キット V9 使用手引書

5.3 WSAPIの排他について

WSAPIは、次の5つのグループに分けられます。

WSMGR OPEN,WSMGR CLOSE,
WSMGR CONNECT,WSMGR DISCONNECT,
WSMGR STATUS,WSMGR FREE

KC INFORM,KC SEND,KC RECEIVE,
KC SENSE

KC ESTART,KC EEND,KC EWAIT,
KC ESCREEN,KC ESTATUS

DC OPEN,DC CLOSE,DC READ,
DC WRITE

DF OPEN,DF CLOSE,DF WAITSTART,DF SETPARA,
DF WHATIS,DF CANCEL

あるグループのAPIを呼び出し中に、同一リクエストハンドルで同一グループのAPIを呼び出した場合、現在処理中のAPIが復帰するまで後から呼び出したAPIは処理が保留になります。

同様な条件で同一グループの複数のAPIを呼び出した場合は、処理の順序はOSのディスパッチに依存します。

同一リクエストハンドルを使用してマルチスレッド/マルチプロセスでWSAPIを使用する場合は注意してください。