WSAPIでコード変換が関係する関数としては、以下のものがあります。
キー・CRTインタフェース
KC_SEND KC_RECEIVE
DUETファイル転送インタフェース
DF_SETPARA
WSAPIがコード変換を行うのは、基本的にはJIS非漢字、JIS第1・2水準(90JIS)とJEFコードの変換になります。
ただし、ユーザ作成のJEF変換テーブルが存在する場合は、テーブルで定義しているJIS-JEFの変換を優先します。以下のコード変換と互換をとる場合は、テーブルを次のように定義してください。
富士通製のMS-DOS互換。JEFのユーザ定義領域の連続2区を85・86区へマッピングする場合。
JIS85・86区とJEFのユーザ定義領域との対応をテーブルに登録してください。
富士通製のOS/2互換。1880字外字へのマッピング。
富士通非漢字(87区以降)とJEF非漢字の対応を登録。
1880字外字領域のJISコードと対応するJEFコードを登録。
JIS非漢字/第1・2水準の変換方法については、付録を参照してください。
JEF変換テーブルの作成方法については、『WSMGR V9 ソフトウェア説明書』および『WSMGR V9 使用手引書』を参照してください。