WSMGRのAPIインタフェースは、CALL-RETURN形式になっています。
このため、プロシージャ内でWSAPIのWAITモードを使用すると関数の処理が終了するまで、ウィンドウメッセージをプロシージャが処理できなくなります。
Win32では他のアプリケーションに大きな影響はありませんが、WAITモードを使用する場合はOS/2版WSMGRと同様に別スレッドにてWSAPIを使用することをお勧めします。該当するインタフェースは以下のものがあります。
インタフェースにWAITモードがあるもの
キーCRT・インタフェース
KC SEND KC RECEIVE
DUET会話型データ転送インタフェース
DC READ
DUETファイル転送インタフェース
DF WHATIS
モード指定はないが時間指定があるもの
WSMGR 制御インタフェース
WSMGR DISCONNECT
キーCRT・インタフェース
KC INFORM KC EWAIT
DUETファイル転送インタフェース
DF WAITSTART DF CANCEL
接続処理に時間を必要とするもの
WSMGR 制御インタフェース
WSMGR CONNECT