バッチファイルの実行方法
利用者作成のバッチファイルの実行方法には、以下のものがあります。
なお、バッチファイルを非同期実行型または、同期実行型で実行するかは、RDA-SVのバッチ連携定義に事前に指定しておく必要があります。
RDA-SVは、パソコンからの実行要求に対して、バッチ業務の実行終了を待たない形態で、バッチ業務を起動します。バッチ業務の起動結果は、すぐにSQL文の実行結果(SQLSTATEまたはSQLCODE)としてパソコン側に、返却します。したがって、非同期実行型でバッチ業務を構築する場合は、バッチ業務の実行結果を利用者責任で受け渡す方法を検討する必要があります。
RDA-SVは、パソコンからの実行要求に対して、バッチ業務の実行終了と同期を取る形態でバッチ業務を起動します。バッチ業務の起動結果および実行結果は、バッチ業務の実行終了を待ち合わせ、以下の形式でパソコン側に返却します。
バッチ業務の起動結果は、SQL文の実行結果(SQLSTATE)として返却
バッチ業務の実行結果は、利用者固有な結果情報を出力パラメタとして返却
バッチ業務とRDA-SV間の出力パラメタの受け渡しは、バッチ業務の終了時にXRda_rtnに実行結果情報を通知をすることにより行われます。
なお、バッチ業務の起動結果は、XRda_rtnが呼び出された場合には正常として、パソコン側に返却します。XRda_rtnが呼び出されなかった場合、バッチ業務の起動結果を異常として、パソコン側に返却します。
以下に、XRda_rtnの呼び出しインタフェースを示します。
XRda_rtn " 結果情報"
XRda_rtnのパラメタに、利用者固有な結果情報を二重引用符で囲んで指定してください。
入力パラメタの指定方法
以下の図に、入力パラメタを複数指定し、バッチファイルを起動する例を示します。
図3.8 複数の入力パラメタ指定例
注1) CALL文中での入力パラメタの指定方法は、各パラメタを空白で区切った1つの文字列を指定します。
注2) 通信上の入力パラメタは、1つの文字列として通知されます。
注3) バッチファイル起動時は文字列を空白で分割し、複数のパラメタとしてバッチファイルに渡されます。