内容
仮想サーバの識別子、またはイベント種別の取得に失敗したため、切替えに失敗しました。
対処
調査情報を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。調査情報の採取方法については、“PRIMECLUSTER 活用ガイド<トラブルシューティング編>”を参照してください。
内容
仮想サーバの情報の取得に失敗したため、切替えに失敗しました。
ただし、メッセージに含まれているインスタンスID(instance_id)をもつインスタンスがクラスタノードのインスタンスでない場合に、本メッセージが出力される場合があります。クラスタノードでない場合は、対処は必要ありません。
クラスタノードの場合は、クラスタノードのインスタンスが正常に機能しなくなった可能性があるため、インスタンスの状態に応じた復旧が必要です。
クラスタノードのインスタンスとは、以下の条件をすべて満たす場合です。
インスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.id”が、システムの導入時に“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“クラスタノードのインスタンスの作成”で設定したタグ“fujitsu.pclswr.id”と同じ値である
システムで使用中のLambda関数の環境変数“PCLSWR_SYSTEM_LIST”にインスタンスのタグ “fujitsu.pclswr.id”のクラスタノードを識別する整数値が含まれている
インスタンスのタグ“fujitsu.pclswr.is_recovery_target”がtrueである
参考
インスタンスのタグの確認方法については、“8.1 Lambda関数のメッセージ”の“ポイント”を参照してください。
対処
インスタンスの状態に応じた復旧をしてください。
復旧方法については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“インスタンスの状態に応じた復旧”を参照してください。
内容
実行管理オブジェクトの更新に失敗したため、切替えに失敗しました。
クラスタノードのインスタンスが正常に機能しなくなった可能性があるため、インスタンスの状態に応じた復旧が必要です。
対処
インスタンスの状態に応じた復旧をしてください。
復旧方法については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“インスタンスの状態に応じた復旧”を参照してください。
内容
ブラックホールセキュリティグループの適用と仮想サーバの破棄の両方に失敗したため、切替えに失敗しました。
クラスタノードのインスタンスが正常に機能しなくなった可能性があるため、インスタンスの状態に応じた復旧が必要です。
対処
インスタンスの状態に応じた復旧をしてください。
復旧方法については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“インスタンスの状態に応じた復旧”を参照してください。
内容
仮想サーバの作成に失敗したため、切替えに失敗しました。
クラスタノードのインスタンスが正常に機能しなくなった可能性があるため、インスタンスの状態に応じた復旧が必要です。
本メッセージに加えて、以下のログが出力された場合は、切替え先インスタンスの作成がAZの資源枯渇により失敗しています。
botocore.exceptions.ClientError: An error occurred (InsufficientInstanceCapacity) when calling the RunInstances operation (reached max retries: 3): We currently do not have sufficient <instance_type> capacity in the Availability Zone you requested (<availability_zone>). Our system will be working on provisioning additional capacity. You can currently get <instance_type> capacity by not specifying an Availability Zone in your request or choosing <availability_zone>.
ログに含まれる<instance_type>および<availability_zone>については、システムによって表示される内容が異なります。
対処
インスタンスの状態に応じた復旧をしてください。
復旧方法については、以下の場合に応じた対処を実施します。
AZの資源枯渇が発生している場合
“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“切替え先のAZの設定変更”に従って、切替え先インスタンスの作成時に資源枯渇が発生していない別のAZを指定した上で、切替え先インスタンスを作成してください。
AZの資源枯渇が発生していない場合
“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“インスタンスの状態に応じた復旧”を参照し、切替え先インスタンスを作成してください。
内容
切替え先のサブネットが存在しないため、切替えに失敗しました。
クラスタノードのインスタンスが正常に機能しなくなった可能性があるため、インスタンスの状態に応じた復旧が必要です。
対処
以下を実施してください。
切替え先サブネットのタグに切替対象であることを示すキーを付与してください。
サブネットの設定については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“VPCとサブネットの作成”を参照してください。
インスタンスの状態に応じた復旧をしてください。
復旧方法については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“インスタンスの状態に応じた復旧”を参照してください。
内容
内部エラーが発生したため、切替に失敗しました。
クラスタノードのインスタンスが正常に機能しなくなった可能性があるため、インスタンスの状態に応じた復旧が必要です。
対処
インスタンスの状態に応じた復旧をしてください。
復旧方法については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“インスタンスの状態に応じた復旧”を参照してください。
内容
AMIが存在しないため、切替えに失敗しました。
対処
切替えに使用するAMIを正常な状態のインスタンスから作成し、作成したAMIからクラスタノードのインスタンスを再作成してください。
AMIの作成とクラスタノードを作成し、クラスタノードとして動作させる手順については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書<Cloud Services編>”の“スマートワークロードリカバリ機能を使用する場合”の“運用中のAMIの取得手順”を参照してください。